中央アジアにあるトルクメニスタンという国では、大統領と閣僚との間でこんなやりとりが交わされたという。
閣下、世界の国々では新型コロナとかいうただの風邪を怖がることが常識とされています。
わが国でも新型コロナに感染した人たちがいて、風邪と同じ症状を発症しています。
ただの風邪としか思えないのですが、アメリカが中国をおとしめるため、これを怖がることが常識とされ、これを怖がらないと非常識とされてしまいます。
分かった。我が国では新型コロナは発生していないことにしよう。実際、そんな怖がるような新型コロナは発生していないのだからウソではない。
我が国でも流行っているただの風邪の新型コロナは、わが国にはないが世界で流行っているという恐ろしい新型コロナと混合されるといけない。
今後、新型コロナとは言わず、チャイナ風邪とでも命名しておこう。
チャイナ風邪を世にも恐ろしい新型コロナと言うアホがいたら、それは民心を不安におとしめるテロだから、逮捕して、ウソの流布をやめるよう指導しなさい。
これで万事Ok。
さすが聡明な閣下。これでわが国民はおろかな迷信にふりまわされずにすむでしょう。
こういう時は独裁体制の強みが出る。
かの国では風邪で経済が混乱することなく、みんな普通に生活している。
新型コロナ、中国の武漢で発生した時は、どんなにか恐ろしいものかと恐怖した。
しかし今は、それがただの風邪であることは、さまざまな報道からも明らか。
一部の頭の悪い人は今だに本気で怖がっているが、ほとんどの人は新型コロナはたいした病気ではないと考えている。
しかし今では「新型コロナを怖がること」が常識とされ、「新型コロナは怖いもの」というウソを信じるふりをすることが常識的な大人の条件とされている。
昔は妖怪がとても怖かった。
でも多くの人は「妖怪に殺された人はいない」ことを知っていた。
でも当時は「妖怪は怖い」と言うのが常識的な大人であり、「妖怪なんて怖くない」と言えば非常識な人としてさげすまれた。
こういうのを「暗黒の中世」と言って今の人はバカにする。
「当時の人たちは無知だったからこういう迷信に惑わされた」と言う。
でも本当は誰もが妖怪がいないことを知っていたのだが、妖怪を恐れることが常識だった世界では、妖怪を恐れる姿勢が大人の態度だったのだ。
今の新型コロナもそれと同じ。
新型コロナを恐れることが大人の姿勢なので、恐れないと非常識な人として他人から嫌われる。
新型コロナはしょぼい病気で、別に怖くもなんともない。
でも怖いと言わないと人間社会から排除されてしまうので、それが恐ろしい。
「暗黒の中世」は科学者による啓蒙活動によって終わりを告げた。
学校ではそう教えられるが、実際はまったく違う。
革命により暴力的に僧侶が排除され、「妖怪は怖くない」と言い出す非常識な人があらわれ、彼が暴力的に人々を支配したからだ。
弱ければ「何おまえバカなこと言っているんだ」と言われ、社会から排除される。
しかし彼は強かったから「そんな。本当のこと言っちゃいけないよ」とみんなビビッて、最後にはみな口々に「妖怪は怖くない」と言いだした。
そして古い常識は崩れ、新しい常識が生まれた。
科学者が云々言う前に誰だってそんなことは知っていた。
科学者云々は後付けの理由にすぎない。
■国内の新規感染者900人超、全国各地で過去最多を更新
(朝日新聞デジタル - 07月23日 20:03)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=6169088
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