迷惑系Youtuberの「へずまりゅう」さんが逮捕されたらしい。
逮捕される理由はありすぎて、ちょっとどれがヒットしたのかよく分からないが、まあとりあえず留置所で過ごしているらしいのだが、マネージャーの話では精神錯乱を起こし、大変なことになっているとのこと。
彼に嫌がらせをされたYoutuberが「彼のためにも社会のためにも今逮捕されてよかった」と言っていたが、私も同感である。
昨年の7月、京都アニメーションを爆破し大勢の人を殺傷した犯人がいるが、「へずまりゅう」さんもそちら系の人間になりつつあった。
へずまりゅうさんは「警察は民事不介入だから逮捕しない」と主張していた。
それでも警察が逮捕にふみきったのは、今は度を越した嫌がらせレベルだが、ブタ箱にぶちこみ頭を冷やさせなければ、いずれエスカレートすると判断したからだ。
人は他人から冷たくされると心が傷つく。
それが重なると精神を病む。そして精神錯乱を起こし、最後は死に至る。
しかし、迷惑行為を繰り返す人は、自分の心の弱さを認めようとしない。
「へずまりゅう」さんは、こんなことを言っている。
「俺は普通じゃない。どんなに嫌なことをしてどんなに嫌われても平気だ」
「俺は鋼(はがね)のメンタルを持っている」
彼は、そうやって自分の気持ちを無視し、心の傷を増やしていくことで、傍から見れば、どんどん狂人へと変わっていった。
心の傷の怖いところは、体の傷と違い、目に見えないことだ。
目に見えなくても、確実に脳はやられている。
世界中でテロが起こっているが、平和な国でテロを起こす若者の多くは京都アニメーション爆破事件の犯人と似たような人である。
テロ組織は脳が傷ついた人に大義名分を与え犯罪を起こさせる。
歴史とはそんなテロの繰り返しで進展してきた。
しかしテロを起こさせる人は自分ではテロをしない。ただ情報を発信するだけ。
そして心が傷ついた人たちを煽って大規模にテロを起こさせ、社会的な混乱を利用して、権力を握る。
革命と言えば聞こえがいいが、革命の本質は、心が傷つき精神錯乱を起こしている人にテロを起こさせ、その混乱に乗じて権力を握る火事場泥棒である。
芸のない「Youtuber」が手っ取り早く有名になろうと炎上商法を行うケースがよくある。
本人は「いくら嫌われても、痛くもかゆくもない」とたかをくくっているが、なんのことはない。
脳は確実に破壊され、精神病院か刑務所か自殺が待っている。
人の心は自分が思っているよりはるかに弱い。
また心の傷は体の傷と同じように健康をむしばむ。
心を大切に。また無理や無茶はしていけない。
「タバコが健康によい」と言うのも、タバコのニコチンは、体を痛めても、それに見合うほど心の傷をいやすから。
「俺は心が丈夫だ」と言う人は、本当は丈夫ではなく、自分の傷ついた心から目をそらしているだけ。
「弱い人間だから宗教に走る。タバコに走る。酒に走る」と言う人がいる。
いえいえ弱い人間だからではなく、自分の心についてよく知っているからこそ、破滅しないように癒しを求めるのである。
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