日本では芸能人が言ったから正しいみたいなことを言う人がいるけど、芸能人っていうのは、時の政府の意向に従うもの。いわば象徴天皇みたいな感じ。
芸能人には3つの特徴がある。
第一に彼らは政治については無知。
第二に彼らの表立った行動のすべては興行の一環となってしまう。
第三に彼らは無知なわりには影響力が大きすぎるため下手なことを言えない。
ジャッキー・チェンは名俳優であるが、政治については無知な一般人。
お上が「こうしろ」と言えば「はい従います」としか言いようがない。
一方、政府は芸能人が下々の者に大きな影響力を持つことを知っているから、それを利用して「芸能人もみんなよいことだと称賛している」と言う。
日本でも戦争中、芸能人はみんな戦争賛成だった。
戦後「あれは政府からの強要だった。不本意だった」と言う人が出た。
彼らに質問した記録がある。
戦争時あなたはどういう考えを持っていたのですか?
戦争は怖いし、ひもじいし、嫌だった。早く終わって欲しいと思っていたよ。
それは誰もが感じること。ひもじいつらいとかじゃなくて、戦争に対する意見を教えてください。あなたは政府の戦争推進政策に賛成していましたよね。どういった考えでそれに賛成していたのですか?
だからそれは強制でして。憲兵が怖いし、反対したら仕事を干されてしまうから。
当時はそうだったかもしれませんが、今は過去を振り返って本音を言っても、損害は受けないですよね。その時、考えていたことを教えてくれませんか?
実は・・・戦争については何も考えていませんでした。
これが芸能人の本音である。
芸能人の言葉をまるで神託のようにありがたく受け止めている人は多い。
でも考えて欲しい。
映画やドラマの名セリフは彼らが考えて言っているわけではない。
プライベートでの彼らの言葉は、その辺りにいるおじさんやおばさんと変わらない。
今”ユダヤ・キリスト教「世界支配」のカラクリ”という本を読んでいる。
その中でこんな言葉があった。
人は何かを信じる時、それを学び理解して信じているのではない。
権威がある人が言っているから信じているだけ。権威がない人が言えば信じない。
デタラメなことでも権威がある人が言えば信じてしまう。
芸能人は権威を持っているが、彼らは演劇の専門家であり、政治の専門家ではない。
近所の農家のおじさんが政治について語っても、その意見が正しいとは信じない。
でも演劇の専門家(芸能人)が政治について語れば、その意見が正しいと信じてしまう。
国家の施策が正しいか正しくないかは別にして、芸能人は常に賛成。
芸能人の言葉には気をつけた方がよい。
■ジャッキー・チェンさんら、国家安全法制への支持表明
(朝日新聞デジタル - 05月31日 18:09)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=6102408
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