★大河原駅　（京都府相楽郡南山城村）　ＪＲ西日本・関西本線　２０２０年４月５日

亀山行の２両編成の列車は木津川沿いを進み、７分で大河原駅到着。
１４時４８分。
若い女性が２人下車した。



大河原駅は京都府で唯一の村である南山城村の代表駅。
とはいっても、南山城村は人口が２３００人ほどで、小学校はあるが、中学校は隣の笠置町になるなど小さな村であり、この駅も１日の利用者は約４０人、関西本線で一番利用者の少ない駅とされる。
２０００年には２２０人の利用者があったそうで、２０年で「５分の１」とすさまじい減り方である。



昭和２９年に建てられた駅舎が健在。
前回来たときは委託と思うが、駅員がいたが、今回は無人だった。
駅構内は対面式、千鳥式のホームの交換駅。
昔は現在の線路の間に通過用の側線があったようで、線路の間は広いスペースとなっている。




駅前は国道と数軒の民家があるだけ。
村役場が近いようだが、よくわからない。
国道の前には木津川が流れ、ざっと見ただけだと、川沿いの小集落の駅にしか見えない。
木津川には不沈橋が見えた。






３０分ほど待って、１５時２０分加茂行に乗る。
加茂からは８両編成の大和路快速の電車が接続し、ここからは都市圏鉄道。
大阪まで行き、阪急電車で大阪空港へ。