2か月無給の医療従事者のボヤキ

世間が休日の今日も働いています。

医療従事者は高給取りと思われてませんか？

大学にいるまでに勉強して、入ってから、
国家資格（免許）を取るためにもっと勉強して、
もっと深く、経験も含めて・・・その後もずっと勉強して・・・
一生勉強と、一生修行！

新型コロナの感染拡大と自粛で、
過剰な受診控えも半端なくなっています。

かといって、病院を閉める訳にはいきません。
休日も、輪番で診療は回ってきます。

働けば働くほど、その仕事に、その拘束時間に
見合った収入は得られなくなります。

先月、今月の収入は、ほとんどありません。
それでも、働きます！
遺言書までは書いていませんが、
「私、親父の死について」は、常々家族には言っています。
責任感と患者さんの笑顔だけが私達医療従事者の、別の収入です！

指示だけ出して、必死に働く検査技師さんの現実も現場も知らず、
「どこかで目詰まり」と言い放ったアベ総理大臣。
言葉と小銭で演技するアベ総理大臣。担当大臣。

若い医療従事者が国外に目が向き始めたのは御存じですか？

私は若くないので少しだけ思う程度ですが、
若い研究者・技術者・優秀な頭脳の流出、
このコロナへの対応で加速した思考を止める「論法」も持ち合わせていません。

花粉症用のゴーグル、ビニール袋のガウン、文房具で作ったフェイスシールド、
酒造メーカーの善意で分けていただいたアルコール消毒液を使いながら、
休日に仕事をしながら・・・・

やっぱり違うぞ！絶対違うぞ！
と、思うのでした。