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2020年10月10日11:42

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アナザー2001

2020年10月10日
 台風14号が接近中で昨日から今日にかけて雨が降り続いている。3日前に偶然有隣堂で見つけた綾辻行人の新作長編を初めて読んだ。タイミングが凄い。11年前のアナザーは、函館から白山への帰省電車の中で読み続けその日の夜に白山自宅で完読した。今回は8日の夜に読み始め9日は病院の待ち時間1時間をも活用し一気に読み進め本日11時前には完読した。前回アナザーの後で青雲館の事件簿シリーズ(フランクフルト事件、人事調書担当名事件、美人局事件、幻想函館バス、セーラー服と機関銃、怪物君、青雲館の殺人、スラムダンク事件、ドタキャン事件、社宅への長い闘い事件)をmixi上で書き上げたことが大きな思い出であり、今朝の2時に目が覚めたので再度読み直し感慨にふけった。
 さてアナザー2001である。約800ページにわたる大長編である。アナザーの時は最初の解は分かったがさらに奥の解に落とされ大賛辞を贈った。2回読んでおり、最後の夏合宿で盛り上がった等の記憶があるが細部の記憶が・・・。エピソードSは一回読んだだけなのかまったく記憶がない。2冊とも白山においてあるので今度帰った時に読み直すか。
 過去の事件との関連も記載されており懐かしさも含め、最初は暗黒館を読むときのように気長に気持ちよく読んでいた。特に病院での待ち時間は何とも言えない穏やかな気持ちであった。ただし犯人(死者)はわかった。案外早く、あっさり山が来たのでもうひと山あることがわかり翌日に持ち越した。もうひと山は危うくミスリードされるところだったが、さすがと感じた。おかげさまで、久しぶりの一気読みで雨の2日間が有意義だった。
 綾辻氏は私の2つ年上で、同時に時代を過ごしてきた。そろそろ館シリーズ10作目を書いて、更にアナザーシリーズ4作目を書いて安心させてほしい。
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