日常綴り。
道路をはさんだの向かいの家の前に「かりんの木」がある。
庭ではなく街路樹として歩道に立っていて寒くなると黄色い実を大量につける。
こっちに越してきてから10年ほどになるわけで毎年
なっては落ちまたなっては落ちの繰り返しを見てきた。
ご存じの通り「かりん」は生のままでは食用に適さず「かりん酒」とかにしないと
どうしようもないという偏屈な果物なのではあるが
今年知り合いのバーテンダーに影響され、ふと酒を作る事にした。
セリエで300ミリくらいのガラス瓶を4つ。
ブランデーベースの焼酎というハイブリッドな35度のリキュール
スピリタスというポーランドのウォッカ96度
はちみつ
などを買い込み
カットしたかりんをぶちこむ。
1月初旬に作ったので3月には飲めるはず。
この「かりん」の実。
結構高いところになるため、通常手は届かない。
今回は道路に落ちた奴から程度のいいのを拾って製作したわけだが
何年か前。
夜中にバットを持ってきて木の幹をたたきつけて実をおとしていたカップルがいた。
いくら公道とはいえ民度の低さがかんじられる光景であった。
一本は、果実酒を作るバーテンダーに進呈。
あと一本は親しい友人と一緒に開ける予定である。
3月になればこの寒さもやわらぐだろう。
かりん酒。
美味しいかどうかは全くの未知数なのだが、次回予告。
俺の歴史にまた一ページ。
了
https://recipe.rakuten.co.jp/recipe/1500003171/
こんな感じだがアルコールが強い方が味が入りやすいので自己流アレンジ。
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