筆者は、今から32年前の夏に、2240グラムの未熟児として誕生しました。
生後9ヶ月後に、二つの小児特定疾患を患うことになりました。
病名は、脾腫血小板減少症とクラインフェルター症候群の二つです。
脾腫血小板減少症は、健康な人と比べて脾臓が大きく血小板の数値が増減しやすく、健康な人が血小板数値が26万あるのに対して、14万とかしかなく、発熱等を発症すると血小板数値が10万を切りやすい病気です。
クラインフェルター症候群は、男性ホルモンの数値が異常に低く、子どもができない。といわれている病気です。
この二つの病を患った筆者は、生後から9歳まで、毎年1回以上の入退院を繰り返し、かつ、月に1回の定期検診を受けることに。また、病気のせいで運動行動に制限がかかり、僅か10歳で最初の夢を失うことに。その夢は、バスケットボールの選手になること。NBAの選手になることが夢でした。そのために、小4から英会話塾に入り、英語を学んでいました。しかし、小5になる前に、ある大学病院で検査を受けたところ、脾臓を取っても、小さくする手術をしても現状は変わらない。そして、大好きなバスケットボールを含む腹部に強打を受けるスポーツや怪我をしやすいスポーツは一切禁止と診断されました。
そして、健康な人と比べて運動音痴になり、中学に入り、いじめにあうことに。
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