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2020年08月14日22:31

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天皇の国史 ー竹田恒泰

目次

はじめに

*世界各国略年表

*歴代天皇の皇位継承図

*神統譜

第一章 日本の神代・先史
I 岩宿時代以前

◇天地初発
◇宇宙が神を創った
◇国生みと神生み
◇人の起源
◇世界最古の磨製石器
◇後期旧石器時代の始まりはいつか
◇日本列島は世界の文化の最先端だった
◇日本人は最初から日本人だった
◇日本列島にはいつから人がいたか
◇DNA解析から分かったこと
◇ミトコンドリアDNAから分かった日本人の起源

*図表1 日本の現代人と縄文・弥生人のmtDNAハプログループ頻度の比較
(篠田謙一『日本人になった祖先たち』2007より作成)

◇Y染色体から分かった日本人の起源

*図表2 日本列島および周辺の地域のY染色体頻度
(篠田謙一『日本人になった祖先たち』2007より作成)

◇岩宿人は多様な集団の混血
◇日本のナイフ形石器は朝鮮文化か
◇縄文人の先祖は岩宿人だった
◇アイヌは何処から来たか

*図表3 北海道のmtDNAハプログループの変遷
(篠田謙一『日本人になった祖先たち』2007より作成)

◇北海道岩宿人は何処から来たか
◇誓約神話と天の石屋戸
◇誓約神話と皇位継承問題

*図表4 最初の皇位継承は「女系」継承なのか?

◇唾を付けると自分のものになる
◇天之忍穂耳命を生んだ神はどの神か

*図表5 「男系」で繋がる伊耶那岐神と神武天皇



II 縄文時代

◇須佐之男命と八岐大蛇の対決
◇国作りと国譲り
◇天孫降臨と「天壌無窮の神勅」
◇日本は「天皇が知らす国」
◇温暖化が豊かな日本文化を作った
◇「縄文土器」は世界最古級の土器
◇日本文明の草創期
◇縄文人の三内丸山遺跡
◇北海道で発見された世界最古の漆器
◇志那文明の興隆
◇日本文化圏だった朝鮮半島
◇何故縄文人は稲作に興味を示さなかったか
◇琉球人は何処から来たか
◇日本語の起源
◇『古事記』における縄文時代


III  弥生時代

◇神から人になった邇邇芸尊
◇邇邇芸尊の最初の仕事は「求婚」だった
◇海幸彦と山幸彦
◇弥生時代の開始が五〇〇年遡った衝撃
◇朝鮮半島より先行していた日本の稲作文化
◇畑作農耕と水田農耕は別系統の文化である
◇稲作は志那大陸から直接日本列島に伝わった
◇稲の遺伝子から分かる伝来経路
◇弥生人は渡来人か在来人か
◇渡来人とは何者か

*図表6 東アジアの現代人と縄文人、弥生人を含めた核ゲノム主成分分析の結果
(篠田謙一『日本人になった祖先たち』2019より作成)

◇朝鮮人とは何か
◇朝鮮語はなぜ日本語に似ているか
◇縄文語と弥生語と現代日本語の関係

*図表7 原縄文語、原弥生語と現代日本語の関係
(小泉保 『縄文語の発見』新装版、2013より作成)

◇弥生土器と金属器
◇環濠集落を代表する吉野ヶ里遺跡
◇縄文文化を継承した沖縄と北海道
◇世界は日本をどう書き始めたか〜『漢書』地理志
◇神武天皇東征と「八紘為宇」
◇邇邇芸尊はなぜ天皇にならなかったか
◇神武天皇の結婚相手は誰か

*図表8 天つ神御子の婚姻関係図

◇神武天皇「非実在説」を検証する
◇「欠史八代」は欠史ではなかった
◇『日本書紀』の紀年は創作なのか
◇日本では「一年」は「一八〇日」だった
◇神武天皇はいつの人物か

*図表9 紀元前後から四世紀にかけての九州の噴火

◇神武天皇東征と火山の噴火
◇「邪馬壹国」とは何か
◇「邪馬壹国畿内説」を支持する考古学
◇邪馬壹国問題は文献史学で解決できる
◇「春秋の筆法」で『魏志』を読む

*図表10 『後漢書』と『晋書』は『魏志』をどう解釈したか
(孫栄健『邪馬台国の全解決』決定版、2018より作成)

◇邪馬壹国は九州の地方政権だった
◇『古事記』における弥生時代
◇二系統あった農耕の伝来経路


第二章  日本の古代

I古墳時代

◇前方後円墳の出現が意味するもの
◇小国の統合と邪馬壹国の滅亡
◇大きな戦争を経ずにできた統一国家
◇三種の神器の所在
◇大和朝廷の都「纏向遺跡」
◇「謎の四世紀」はどんな時代だったか
◇朝鮮諸国を従えていた大和朝廷
◇世界最大規模の仁徳天皇陵
◇婚姻による国家統合
◇前方後円墳の本当の意味
◇列島最古の文字史料が示す日本の統合
◇宋に朝貢した「倭の五王」
◇志那王朝への朝貢を断った雄略天皇
◇皇統断絶の危機と継体天皇王朝説
◇大陸文化の摂取と古墳時代の終焉



II飛鳥時代

◇古墳時代から飛鳥時代へ
◇臣下に殺害された天皇
◇東アジア初の女帝誕生
◇聖徳太子の新政
◇「臣、罪を知らず」
◇百済滅亡と白村江の戦いでの敗戦
◇皇位継承問題から発展した壬申の乱
◇「日本」という国号の始まり

III奈良時代

◇平城京遷都と記紀編纂
◇藤原氏の権力基盤を築いた藤原不比等
◇怖れられた長屋王の怨霊
◇論破されて敗走した反乱軍
◇出家した聖武天皇の悩み
◇道鏡の野望
◇天武系から天智系へ
◇廃后と廃太子
◇長岡京遷都と平安京遷都


IV平安時代

◇大きすぎた平安京
◇蝦夷平定を成し遂げた桓武天皇
◇平安初期の政治混乱
◇摂関政治と藤原北家
◇天皇親政と摂関政治のあいだ
◇平安文化の世界的意義
◇摂関政治から院政へ
◇魔王となった崇徳天皇
◇壇ノ浦に沈んだ三種の神器


第三章  日本の中世

I鎌倉時代

◇「大天狗」後白河院と源頼朝
◇鎌倉幕府の幕開けと執権政治
◇戦う後鳥羽上皇と北条義時
◇「君の神輿には弓は引けぬ」
◇北条氏はなぜ上皇を処刑しなかったか
◇得宗成治を敷いた鎌倉幕府の最盛期
◇武士と民衆の生活
◇元の国書を拒絶した執権時宗
◇蒙古襲来と亀山上皇の祈り
◇鎌倉文化と鎌倉新仏教
◇アイヌ人は北海道の先住民ではなかった
◇後醍醐天皇の倒幕への執念
◇短命に終わった「建武中興」
◇鎌倉時代に一度枯渇した神宮の御用材


II 室町時代

◇神器を欠いた北朝
◇南北朝動乱
◇漢籍を用いて明皇帝を黙らせた懐良親王
◇天皇の権力が最も衰退した時期
◇とみに目が眩んで始めた日明貿易
◇皇位簒奪を目指した足利義満
◇世襲親王家の役割
◇室町幕府の衰退
◇応仁の乱と天皇権の復活
◇琉球と蝦夷地
◇破綻した朝廷の財政
◇生産業と商業の発展
◇北山文化と東山文化
◇鉄砲の伝来と南蛮貿易

第四章  日本の近世

I安土桃山時代

◇戦国時代を終わらせた正親町天皇
◇織田信長と正親町天皇の関係
◇天皇の譲位問題と信長の補任問題
◇織田信長は秩序の破壊者か保護者か
◇将軍ではなく関白を目指した豊臣秀吉
◇後陽成天皇の聚楽第行幸
◇秀吉の北京遷都計画
◇安土桃山文化

II江戸時代

◇徳川家康の朝廷統制政策
◇鎖国政策と対外窓口
◇幕府と激しく対立した後水尾天皇
◇綱吉の文治政策と元禄文化
◇閑院宮創立で皇統の安定を図る
◇田沼の改革と寛政の改革
◇身分制社会と経済の発展
◇国学の発展と化政文化
◇全国から伊勢を目指した犬たち
◇革命で近代化を果たした欧米諸国
◇産業革命と欧米列強のアジア進出
◇御所千度参りと窮民救済の申し入れ
◇二回目の窮民救済の申し入れ
◇天皇から幕府に下った勅命
◇天皇の逆鱗に触れた通商条約締結
◇朝廷と幕府の立場が入れ替わる
◇倒幕の障壁となった天皇
◇孝明天皇崩御、そして大政奉還へ
◇王政復古にひた走る策士岩倉具視



第五章 日本の近代

I明治時代

◇「王政復古の大号令」の意味
◇「五箇条の御誓文」の意味
◇明治の大改革と富国強兵策
◇領土確定と朝鮮政策
◇二つの国家「君が代」
◇井上毅が担った帝国憲法の起草
◇アジア初の憲法となった大日本帝国憲法
◇修身道徳の根本問題 ー 教育勅語
◇トルコと日本の意外なつながり
◇宮中の経費を削減して軍艦を建造せよ
◇朝鮮の独立を実現させた日清戦争
◇政治闘争に明け暮れる朝鮮
◇日英同盟と米国への根回し
◇戦費調達というもう一つの戦い
◇アジア中に勇気を与えた日露戦争の勝利
◇大韓帝国の併合と中華民国の建国
◇明治期の産業革命と明治文化
◇日本を小国から大国に押し上げた偉大な明治天皇

II大正時代

◇寛容で親しまれる天皇
◇第一次世界大戦と対支要求
◇ロシア革命と社会主義の成長
◇大戦景気と大正デモクラシー
◇歴代随一の漢詩を残した文化人大正天皇
◇摂政設置に抵抗した大正天皇
◇摂政設置の憲法上の問題点

III昭和時代(戦前)

◇昭和天皇の「若気の至り」
◇石原莞爾の「満蒙領有論」
◇「戦争の天才」が起こした満州事変
◇満州国建国は正当である
◇世界恐慌と国際協調の終演
◇青年将校たちの叛乱
◇志那事変で戦時体制に入った日本
◇ユダヤ難民を救った二人の日本人
◇日本の武力南進と対日制裁
◇御前会議での異例の御発言
◇後続首班を退けた木戸幸一内大臣
◇真珠湾攻撃で対米戦争が始まる
◇日本の快進撃とアジア諸国
◇戦局の暗転と高松宮の東條暗殺計画
◇都市空爆と本土陸上戦
◇ソ連参戦が先か原爆投下が先か
◇原爆投下とソ連参戦
◇二度目の御聖断、下る
◇対米戦争に勝算はあったか



第六章  日本の現代

I昭和時代(戦後)

◇東久邇宮内閣成立と皇族の特派
◇武装解除した日本に襲いかかるソ連
◇沈められた三隻の引き揚げ船
◇昭和の無血開城と十一宮家の皇籍離脱
◇昭和天皇とマッカーサー元帥の会談
◇本当はなかった「人間宣言」
◇勝者が敗者を裁く「東京裁判」
◇もし石原莞爾があの戦争を指揮していたら
◇大日本国帝国憲法の改正
◇新憲法成立の法理と象徴天皇
◇象徴天皇と国民主権
◇ウズベキスタンにおける日本人の活躍
◇冷戦と朝鮮戦争
◇講和条約と日米安保条約
◇高度経済成長と石油危機
◇昭和の戦後の日本文化
◇中韓との国交樹立
◇靖国神社御親拝
◇昭和天皇の果たせぬ「つとめ」

II平成時代

◇天安門事件とソ連崩壊
◇テロとの戦いと地域紛争
◇緊張する東アジア情勢
◇両陛下の慰霊の旅
◇小泉内閣での皇位継承議論
◇住民の命救った防災無線
◇両陛下の被災地ご訪問
◇献身的に天皇陛下を支えた皇后陛下
◇蒸し返された慰安婦問題と徴用工問題
◇涙ぐむ被爆者の肩をそっと抱き寄せた大統領
◇米国にあった強い「原爆アレルギー」
◇「謝罪」を凌駕する言葉と態度があった
◇完全なる和解への道
◇約二〇〇年振りとなる譲位



III令和

◇「歴代天皇のなさりよう」
◇日本領土への中国の野心
◇現在の皇室は二〇〇〇年の集大成


主要参考文献

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