2/21 アウトプット読書会

「身銭を切れ」
読みづらさを感じる本で苦戦しました。
そのためでしょうか、読書会の参加者は前回より少なく、前回の2/3位だったと思います。
読書会でも「読みづらい」との感想が多く、自分だけではないのだと安心しました。
ただ、読みづらい本でしたが、著者の主張は興味深いものが多く、全体的には出会えて良かった本でした。
最終の第8部はとても共感しました。「自分の死は最悪ではない」は著者のスタンスを明確に示す意見として分かりやすかったと思います。
また「少数決原理(P128)」「リンディ効果(P246)」「アンサンブル確率と時間確率の違い(P386)などは興味深く感じました。
一方、個々の例えは極端なものが多く、言わんとする事は分かるがちょっと言い過ぎ、と感じるものが多かったのも事実です。(この部分も同様に感じている方が多いようでした)
例えば「外科医は外科医っぽくないほうがいい」など。
(理由) 私なら患者に安心感を与えることに無関心な医者は敬遠します