学校などで 新任は
熱血教師と 呼ばれるほどに
クラス生徒の 一人ずつ
一生懸命 かかわるわ・・・
けれども 生徒は冷めてるわ
教師の 熱意と心の比例
そうよ、だんだん反比例！
ほんとに自分を 理解しようと
努めてくれてる教師には
身をすり寄せてまで
群れて来るわよ
「理解してる」とは 言わないわ
「しようと努めている」のだわ
そんな姿が 見えるから
目だけじゃなくて 心の窓の
目を開いて 見えてるのよね
校庭裏庭 多数の生徒
たむろしてるわ 珍しくないわよ
授業中の時間だわ・・・
保健室へ入るには
仮病を使って昼寝する
ほんとの熱血教師はねぇ・・・
自分自身の家庭など
振り返る暇は ないものよ
他人の子どもの 相手して
家族の会話は ないも等しい・・・
自分自身の 子どものことは
妻の役目と 割り切らなけりゃ
やって行けない世界だわ・・・
何がそんなに 駆り立てる？
妻と子どもの 近況知らず
真夜中、朝方、生徒と話し
そう・・・コンビニの前だわねぇ・・・
自宅に帰らぬ 子ども達だわ
自宅に居場所があるならば
とっくに 笑顔が出ているはずよ
帰宅が遅けりゃ 叩かれる！
玄関 開けて貰えずに
土下座してまで 許しを請うわ
すぐに 手が出る 足が出る！
当然、子どもも やり返すわよ
育ち盛りのいい体格よ！
本気で返すと「殺し合い」だわ
（続）
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