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2020年04月02日18:48

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自殺した赤木さんの妻が『バイキング』生放送中にLINEで…森友改ざん“極秘ファイル”が検察と近財の手で消されてしまう

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自殺した赤木さんの妻が『バイキング』生放送中にLINEで…森友改ざん“極秘ファイル”が検察と近財の手で消されてしまう

           
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 森友問題の決裁文書改ざんを強要され自殺した近畿財務局職員・赤木俊夫さんの妻が第三者委員会による再調査を求める署名を「Change.org」で開始、27日午後からはじまったこの署名が、わずか3日で20万人を突破したことが大きな話題となっている。

 赤木さんの遺書と手記をスクープした元NHK記者の相澤冬樹・大阪日日新聞記者によると、これは日本で始まった署名キャンペーンでは「最も多く、最も速い新記録の達成」だといい、2日12時現在でも27万人を超え、署名数は増えつづけている。

 さらに、本日発売の「週刊文春」(文藝春秋)では、赤木さんの妻の「全告白」と題した記事を掲載。遺書と手記が公表されたというのに、いまだに再調査を拒否しつづける安倍首相と麻生太郎財務相だが、赤木さんの妻は記事のなかで「安倍首相、麻生大臣の姿を見たり声を聞く時は身体中の血液が凍りつきます」と、亡き夫の最期の叫びを無視する2人への怒りを隠さない。

 そんななか、いまもっとも焦点があたっているのは、赤木さんが遺書や手記とは別に、生前にまとめていたという「極秘ファイル」の存在だ。

 じつは、この「極秘ファイル」について、3月30日放送の『バイキング』(フジテレビ)が紹介。相澤氏をゲストに招き、「極秘ファイル」の中身について解説したのだが、その際、赤木さんの妻も放送中に重要な指摘をおこなったのだ。

 まず、この「極秘ファイル」とはどんなものなのか。先週発売の「週刊文春」4月2日号掲載の赤木さんの妻の証言によると、赤木さんが「極秘ファイル」を残していたことを明かしたのは、2019年3月9日に1周忌の直後に赤木さん宅を訪れた池田靖・統括国有財産管理官(当時)。そのとき、池田氏は赤木さんの妻にこう話したという。

 「赤木さんはきっちりしているから、文書の修正、改ざんについて、ファイルにして、きちっと整理していたんです。検察がガサ入れに来た時(注・強制捜査ではないので、任意提出と思われる」、赤木さんは『これも出していいですか?』と聞いてきた。パラッと見たら、めっちゃきれいに整理してある。全部書いてある。どこがどうで、何がどういう本省の指示だったかって。修正前と修正後、何回かやり取りしたようなやつがファイリングされていて、パッと見ただけでわかるように整理されている。これを見たら我々がどういう過程で改ざんをやったのか全部わかる」

 つまり、誰からの指示で、どういうふうに公文書を改ざんしたのか、その全容を赤木さんは詳細にわたって記録していた、というのである。『バイキング』で相澤氏は「改ざんのビフォー・アフターがすべてわかる」ものだと述べたが、これが改ざんの真相を探る上で重要証拠になることは疑いようもない。

 実際、この「極秘ファイル」の存在について説明を受けた『バイキング』MCの坂上忍も、「これ、全部実名ですよね」と相澤氏に確認すると、相澤氏は「おそらくね。内部文書ですから」と返答。だが、問題は、この「極秘ファイル」の行方だ。

 「極秘ファイル」の存在を明かした池田氏は、赤木さんとどんなやりとりをしたのか、赤木さんの妻にこう語っていた。

 「赤木さんもそこは相手が検察なんで気になって『出しますか?』って。僕は『出しましょう、全部出してください』と言って持っていってもらったんです。全部見てもらって全部判断してもらったらいいという思いですから。僕ら的には改ざんなんかする必要は全くなかったですし」(前出・「週刊文春」4月2日号より)

 ようするに、改ざんの全容が書かれたこの「極秘ファイル」は検察に任意提出されたものと見られるわけだが、番組内で相澤氏はこんな見立てをおこなっている。

 「これ、いわゆるガサ入れの押収じゃなくて任意提出なので、普通に考えると普通、原本、絶対残すんですよ。もしくは原本を出すのならコピーを残すんですよ。全部持っていく必要ないので。だからたぶん、財務省(近畿)財務局に、そもそもあると思うんですね」

 「普通はこれ、捜査終わったら、(検察は)証拠返します。時間だいぶ経ってるんで、普通でいえば返していると思いますが、ただこれもですね、返すときに普通、絶対コピー取りますよね。重要な証拠物ですからね、(コピーして)たぶん返しただろうと。だから私はおそらく、これは近畿財務局と、大阪地検の両方にあると思います」

 赤木さんの妻が番組に生LINEで訴え「同僚だったのに財務省の夫の扱い方がひどい」

 改ざんの最重要証拠である「極秘ファイル」は、いまも近畿財務局に大阪地検に存在するはず──。もし存在するのならば、国民にそれをすみやかに明らかにし、その上で財務省が公表した調査報告書と食い違いはないのか、早急に調査をおこなうべきであることは言うまでもない。

 だが、ここで疑義を呈した人物がいる。番組を観ていた赤木さんの妻だ。相澤氏は「問題は、一旦返ってきたものを、ちゃんと保管しているのかどうか。じつは番組を観ながらですね、奥さんがLINEを送ってきている」と明かし、相澤氏はその内容をこう伝えた。

 「(スマートフォンを見ながら)『検察から返ってきたファイルを破棄したのではないのか』というふうなことを言っております。想像ですけどね。これは前段があるんですよ。『元は同僚だったのに財務省の夫の扱い方がひどいと思います』と。『検察から返ってきたファイルも破棄したのではないか』と、そういうふうに言っている」

 赤木さんの妻によるこの推測は、誰しもが頷くものではないだろうか。そもそも、改ざんの全容が記された重要証拠が存在することを、財務省は調査報告書でも触れることはなく、一切公表してこなかった。調査報告書の内容と齟齬がないのであれば、本来ならば客観的証拠として「極秘ファイル」の記載に言及していたはずだ。だが、それをしていないということは、「極秘ファイル」の内容は財務省の嘘を暴くものになっているのではないのか。

 となれば、財務省はどうするだろう。公文書を改ざんした挙げ句、今度は国民に明らかにできない改ざんの全容をまとめた「極秘ファイル」を闇に葬った──。そう考えるのは自然なことだ。

 赤木さんは遺書と手記のなかで「すべて、佐川理財局長の指示です」と訴えていた。当然、この「極秘ファイル」には、財務省からの指示がどんなものであったか、そして佐川氏の動きも細かく記されているだろう。しかし、そんな重要証拠の提出を受けながらも、大阪地検特捜部は佐川氏をはじめとして財務省と近畿財務局の関係者を全員不起訴にした。ようするに、この「極秘ファイル」の中身が明らかになれば、財務省の嘘だけではなく、捜査のおかしさも浮き彫りになるはずなのだ。

 坂上忍「コロナに埋もれさせてはいけない」アンミカ「声をあげていくことが大事」

 国民が知るべき事実が、証拠が、握りつぶされてゆく──。赤木さんの妻が生放送中に投げかけたメッセージに呼応するように、コメンテーターのアンミカはこう述べた。

 「公文書っていうものが、国民のみなさんも、ちょっと気持ち緩んでるというか、やっぱりみんなのものなんで、これは許さない、改ざんは許さないって声をあげて、政治家の方が脅威に思うほど声をあげていくっていうこともすごい大事だし、政治家もその声を受け止めるっていうふうな政治であってほしいと思うんですね。これ、もっとみなさん、声をあげていくこと大事じゃないですか?」

 さらに坂上も、このように言及した。

 「いま、コロナウイルスで一色になってますけど、それに埋もれていい話では絶対にないと、僕は思います」

 「相澤さんのお話とか聞いて、ふと思ったのは、きょうは最初、新型コロナウイルスのニュースをお伝えさせていただきました。で、ふたつ目のニュースで、このニュース。これ逆にしてね、こっちのニュース、先にお伝えさせていただいて、その後に(新型コロナ対応の)安倍首相の会見見たら、どんな目で俺は見てたんだろうかって、ふと思ってしまって。まあ、つまるところ、やましいところがないのであれば、真実を明らかにしていただきたいというのが、多くの国民の声なんじゃないんでしょうかね」

 「安倍首相は、2017年2月17日の国会の発言で改ざんが始まる原因をつくりました」
と訴える赤木さんの妻の声に対し、安倍首相は「自分の答弁が改ざんのターニングポイントになったとは手記には書かれていない」などと強弁、再調査の拒否だけではなく、赤木さんの妻のコメントまでをも真っ向から否定しつづけている。そんな自分に都合の悪い事実は徹底して隠蔽し、闇に葬ろうとする安倍首相は、新型コロナという国民の生命にかかわる重大事でも、同じようなことをするのではないか……。つまり、安倍首相の公文書改ざん問題や赤木さんへの反応と、新型コロナ対応は、地続きの問題だ。そう坂上は訴えたのである。

 赤木さんの妻は『バイキング』で、視聴者に向けてこんなメッセージを寄せていた。

 「2017年2月17日に安倍首相が国会で発言したことが改ざんのきっかけだと夫は手記に残していません。
それをもって安倍首相は再調査しないとおっしゃっています。
それはおかしいです。」

 「私は夫がもがき苦しみ死を選んだ理由が知りたいです。
たくさんの方々の声がそろそろ届き安倍首相と麻生大臣が再調査する事を決断してくださると信じています。」

 「夫が命がけで残した手記と遺書です。
再調査していただけるまで私も命がけでお願いし続けていきます。」

 命がけで再調査をお願いしていくという、赤木さんの妻の強い決意。赤木さんが死を賭けてあげた最期の声を無視することは絶対に許さない。今度はそう国民が声をあげるときだ。


※記事元:LITERAより


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