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2019年12月08日03:34

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「電話対応は致しません」 売り上げ4倍、残業ほぼゼロ

■日産に課徴金24億円勧告へ 金融商品取引法違反の疑い
(朝日新聞デジタル - 12月07日 03:16)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=5892783
「電話対応は致しません」 売り上げ4倍、残業ほぼゼロ

「部品販売に関しては、電話での対応は致しておりません」
 輸入車部品販売と整備、自動車リサイクルの3部門を手がける北海道江別市の「北翔」のホームページには、こんな注意書きがある。全国を市場として、売り上げの8割5分を占める部品販売は、注文も問い合わせも、ホームページを通じてメールで行う。他の2部門もメールが中心だ。

           
フォト

「北翔」の修理工場で従業員と話す清水誓幸さん(左)。長く快適に車を使うことを提案する=江別市

 役員やパートを含めて二十数人。オフィスには4、5人に1台程度の電話よりパソコンのディスプレーのほうが多い。「電話で仕事を中断させられなくてすむのがいい」。呼び出し音もほぼ鳴らない部屋で、男性社員(37)は話した。

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 「北翔」は1982年、代表取締役の清水誓幸(ちかゆき)さん(59)が22歳で創業した。早く働きたくて高校を中退、コンクリート関係の工場やレッカー車の運転手などを経験した後、元々好きだった車とかかわることを生涯の仕事に選んだ。

 転機となったのは2011年の東日本大震災。大勢の命が一瞬で失われる無念を知り、社員みんなができるだけ家族と一緒に過ごせるよう、仕事と家庭を切り分けた生き方ができる会社作りを役員と話し合った。「それにはどうやって残業を減らすか。ロスが一番多いのが電話だった」

 電話がかかると、それまでの作業を中断せざるを得ず、時間を奪われる。メールは届いた順番に処理するが、電話にはどうしても先に対応しようとするため順番も乱れる。震災から間もない11年5月、うちは多くの商品をそろえる「在庫力」で勝負しよう、と電話対応をやめる決断をした。

 部品販売の顧客の半分以上は整備工場などの業者で、「電話対応しないなんてあり得ない」といった苦情が相次いだ。震災の影響も重なり、売り上げも落ちた。

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 だが半年もすると戻りだし、さらに増えていった。直近の売り上げは、底だった震災直後の4倍近い。そして、以前は1時間〜1時間半は当たり前だった残業がほぼゼロになった。従業員の給料の引き上げも、休日増も実現できた。

 「生産性が高まり、1日にできる仕事量が5倍くらいに増えた。利用規約を開示している効果も大きい」と清水さん。規約には、部品が合わなかった場合、返品を受け付ける条件を明記し、合うかどうか事前に確認に応じることもうたう。油で真っ黒になった部品を返されて泣き寝入りしたくないし、国連の持続可能な開発目標(SDGs)の観点からもごみが増えるのは問題と考えるからだ。

 整備やリサイクルの部門では、単に故障を直すだけでなく、車が長持ちするよう徹底的に手をかける。買い取った車の修理の工程を見てもらって買い手がつくことも少なくない。

 日本では、新車を買ってからの使用年数は13年ほどだが、欧州では18年くらいだと言われる。「部品や整備を通して、安全に、快適にものを長く使う。これがうちのSDGsです」(片山健志)

2030年の姿は――

 「廃プラスチックを再資源化したい。一度でも資源に戻せば循環が変わるだろう。具体的には廃プラや廃タイヤを油化し、ボイラーの燃料にしたりして無農薬農業に生かす。うちのような中小企業で、何十億円という投資をしなくてもできる事業を作り上げたい」(清水誓幸さん)

※記事元:朝日新聞

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最初にこの記事のタイトルを見た時には、電話対応はしない、の項目だけで
YAHOO!かな?と思いつつ、残業が0(ゼロ)ではYAHOO!ではないし、
第一、自動車業会とは縁がないので何処の会社かな?と思いながら
開いて見ました。上記に挙げました記事の内容から「日本では、新車を買ってからの使用年数は13年ほどだが、欧州では18年くらいだと言われる。「部品や整備を通して、安全に、快適にものを長く使う。これがうちのSDGsです」(片山健志)の言葉が、
この会社のポリシーだと思い、日記として挙げてみました。


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