mixiユーザー(id:67180308)

2020年03月08日13:11

55 view

リアルの重みとSNS

リアルは、実際の行動であり、目的そのものである。例えば、人に会いたい、人と集いたいという目的行動そのものである。一方、SNSは通常、手段であり、目的行動のための情報収集・活用手段である。今回の新コロナ感染症は、社会のあり方を根本的に変える契機となるかも知れない。人に会いたい、人と一緒に集いたいと思うことは、何々したいという人間の極めて自然な本性、在り様の一つであり、万人の幸福感の源泉となっていることが、あらためて明らかとなった感じがする。一方で、仕事や働き方は、限られた一部の業種を除けば、IT化とSNSを駆使した情報活用手段によって、会社に行かなくても、テレワークや在宅勤務などで置き換わる可能性も見えてきた。さらに、接客業、介護サービスなどの人手に頼らざるを得ないとされてきた一部の業種でも、ロボット化の進展によって、人間に代わる本格的ツールの登場も間近となってきた。そこで、あらためて、何のためのリアルか?を考えた場合、人間が、人間らしく、真に会いたい、人と集いたいと思うときに、それが自由に行える社会の価値、その価値を、情報活用の容易化や人間労苦の軽減という形で下支えするのがSNSではないか?と思う。あらためて、リアルの重みを感じる昨今である。
0 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する