パソコンは壊れる

パソコンもモノである。いつか壊れるのは至極当然のことなのだが、いざ壊れてみるとその後処理（不具合修復・買い替え・新機種再セットアップなど）の面倒さにウンザリする。それだけ、パソコンをはじめとするIT機器が日常生活に浸透し、ある意味なくてはならないものになってしまった現実をあらためて思い知らされる。特に、個人でも、写真や文書などそれなりに情報をパソコン等に蓄積しているからである。この投稿内容もパソコンに格納にされた情報の一つである。基本的には、冷蔵庫が悪くなって買い替えしたときのように、新しく買った冷蔵庫に、前の冷蔵庫に冷やしておいたものを移し替えるだけのことなのだが、パソコンなどのIT機器は、この「移し替え」に、それなりのルール理解が必要だからだ。冷蔵庫の食材と違い見えない情報の処理に、素人にはまだまだハードルが高いように感じる。今は、クラウドという雲のような所（仮想的空間）にデータ（情報）を一括保存しておき、万一、パソコンが壊れても、そこから再度ダウンロードすれば問題ないという便利な仕組みも確かにあるようだが、個人情報の流出・盗難などの事件もあり、自身なかなか踏み切れないでいる現実もある。せめて、壊れたパソコンと買い替えたパソコンを単純にケーブルでつなぐだけで、（壊れたパソコンから）すべての情報が正しく買い替えたパソコンに移し替えられ、かつ、壊れたパソコンには（廃棄するにふさわしく）元の情報が何も残らないようにならないかな？と思うのは、果たして私だけか？