「常識外の一手」
谷川浩司/著
新潮新書
谷川浩司先生は日本将棋史上
2番目に稼いだ本当の名棋士です。
ちなみに約10億円だったはずです。
(余談ですが、1位は言うまでも無く
羽生善治先生で約30億円だったはずです。)
そんな谷川先生の著作です。
内容を要約するとこうなります。
「本筋を理解できない人間は
プロの将棋棋士にはなれない。
しかしその本筋という常識を離れ
常識外と思える一手をさせない棋士は
一流棋士にはなれない。
これは将棋以外の業界でも
基本的には同じであろう。」
この意見は谷川先生の他の著作でも
書いてあります。
私もその通りだと痛感します。
そして常識外の一手を
指そうと思って指すのではなく
探求・追及の成果として
常識外の一手を自然体で指せる人間こそ
超一流なのだと思います。
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