大人達に絵本を 📖📕

本でも新聞でも気にいった文章があると切り抜いたり コピーしたり ゴチャゴチャ取っておく癖がある。
何か気持ちが浮かない時 どうしたらいいかな？と思い悩んだりする時、その切り抜きをペラペラと読み返してみる。

こんな記事を見つけた！

数年前の朝日新聞のインタビューに答えている。
タイトルは 大人達に絵本を !!
絵本編集者 末盛 千枝子 氏 より

絵本を読むと自然にプラス思考で考えるようになる。人生は大変なことも多いけれど素敵なこともたくさんある。
絵本の魅力とは絵と研ぎ澄まされた文章が相まって、わかり易い表現が追求されている。
心を打つ絵本は、どんなに悲しいお話しでも最後には希望が見える。

希望を繋ぐ絵本に子供の頃 、出会っていれば大人になって直面するであろう困難に耐えて乗り越える力が引き出されやすい。

満ち足りた状態だけが幸せなのではない。困難の中にあっても希望を失わないでいられる。
人を愛していられる。
そうしたことも幸せだと思う。

絵本の中に希望を見い出すことで、雪道の春の気配の様に、実際にはうっすらとして少しづつしか見えない希望を、持ち続けることができる。

希望をテーマにした絵本を紹介
『 そらに』

少女が持っていた風船を離してしまった。風船が消えて悲しみだった空は、やがて夕焼けで美しく染まる。
でも空は暗くなって、またがっかりする。けれど今度は一番星と三日月が出てきて星空の宝石箱があらわれる。
宝物は形を変えながら実はずっと空にあった。