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2020年09月30日14:00

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ゲリラ豪雨 昨年の今ごろ書いた詩

ゲリラ豪雨


ひとつぶ
ふたつぶ みつぶ あっ
雨だ 雨がふってきたな
そう思っていたら ふいに止んでしまった
これで終わりか ?
止んでしまったら 思いなおして 降ってきた
やっぱ雨だ
そとでせんたく物を とりこんでいた ぼくは
あわてて母屋に入った
本降りの雨が 降ってきた
しゃああ しゃああ っと
車たちが 水をかきわけ かきわけ にげてゆくんだ
ざばあん ざばあん
大げさに水をかきわけ にげてゆくんだ
たった一時間の雨で 街が ひっくりかえった
それが突然 一分のあいだに 止んでしまった
と 思ったら こんどは滝のような 雨がふってきた
窓から街が見えない
うわああ
きょうの騒ぎの なんやかんやが
ひどく可笑しいので 笑った
こどものぼくは お腹をかかえて笑った
どうしよう
どうしよう と思いながら
どきどきして 笑っていたら
涙があふれて とまらなくなってしまった。

20190927
指田悠志
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