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2019年12月02日11:14

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俺の話は長い 第8話

其の十五「ゆで卵と福引き」
ある夜ふけ。キッチンで勉強中の春海。お腹がすいたというので、満はそうめんで簡単な夜食をつくり、二人して食べた。こういうところ、春海は光司には気を許していると言える。明日香と別れたあとも自分のみちを模索している満。春海と陸の恋もようは平行線だが、このままでは収まらない空気を感じないでもない。それより勉強。春海は人生で最大の勉強すべき季節に突入しているわけだから、自分のやるべきことをわきまえないといけない。
父の月命日。房枝に訊くと檀野さんにもう連れて行ってもらったという。今後は満には極力頼らないようにすると宣言。満にとっては一大事だが、そんなに慌てた様子が感じられないのは、心境の変化だろうか。
学校の休み時間。相変わらず陸くんはさえない表情をしている。だが春海も何か話しかける機会を窺っている様子がありあり。彼の机の前に立っては、何も言わずに行ってしまうなんてのは、自らニアミスを望んでいる行動である。
ポラリスの新・裏メニューができた。さっそく春海に試食してもらう房枝だが、名づけて「ハヤシカレー」。ハヤシライスのデミグラスのルウ?を混ぜた?ライスにドライカレーを加えたものだが、これまたむつかしそうなメニューである。というのはどちらも濃い味だったら、くどいだけの嫌味な料理になってしまいかねない。にもかかわらず春海が美味しいというんだから、房枝の腕前は相当なものなのだろう。
今日の岸辺家はおでん。だが土鍋に蓋をしてしまうと、沸点に達した時、蓋をしたままではどんなにとろ火にしても鍋のおでんは煮立ってしまう。だから普通おでんに蓋はしません。汁を濁らせない為の工夫です。
学校の休み時間。勉強している陸くんの机のまえに来て、ポラリスの新・裏メニューのことをいう春海。心中では慕い合っているふたりだから、きっかけさえあればきっと上手く行くはずである。
檀野さんにお呼ばれして、高級鉄板焼きの名店「仁王」の料理でもてなされている光司と綾子。檀野さんのもってきた就職口の話が何と「議員秘書」。国会議員の後援会長をしている檀野さんならではの斡旋だが、光司につとまるのか。翌日の晩、おでんを前に語り合う岸辺家の面々(それはいいが、おでんがことこと言っている。煮立ちかけているのだが、火が強すぎやしないか。汁が濁ってきてしまっている)。
ポラリスを出た途端、牧本さんに抱きつかれる満。拉致?されたさきの小料理屋(「おくぶたえ」?)で、房枝と檀野さんの急接近を妨害することを頼まれる満。俺は、ポラリスに通えなくなることが怖いんだよ。美味しい珈琲が飲みたいんじゃなく、いつもの珈琲が飲みたいんだよ。おでんの卵を割ったら黄身がふたつ。満に縁起がいいと言って食べさせようとするが、牧本さんが自分の箸で割った卵を、満が食べるわけがない。第一不潔だ。翌日? 吹き矢の大会。優勝する牧本さん。ゆで卵の爛張瓩こっちへ来てしまったのでは、元も子もない。スランプが続く房枝。それにしても見えにくい房枝の本心である。檀野さんと岸辺家が雲水楼で落ち合う話があったが、満が勝手に予約をキャンセル。檀野さんとの再婚には賛成できないという。檀野さんは狒挙違反瓩鬚靴討い襦9盖蘚垢任硫饋を檀野さんの買収行為だと断ずる満。飛騨牛?タラバ?アワビ?松茸? お会計したら目が飛び出そうな高価なメニュー。更に商店街の福引き抽選券40回分の猩渡┃瓩泙任發蕕辰討い襦300円補助券×10枚での福引券が40枚。計120、000円分。真っ赤な超高級オープンカーで墓参りに房枝を連れて行ったりもしている。恐るべし檀野さん。けれども房枝の気持ちはどうなのか。男としては苦手なタイプよ。それが本心なら大丈夫か。房枝ほどの人なら檀野さんの猛アタックも、軽く受け流してしまうだろう。本心の見えづらい房枝を演ずる原田美枝子の絶妙な演技が光る。
議員会館で秘書になるべく面接試験を受ける光司だが、頬が引きつっている。頬のひきつりなんて、演技としてはむつかしいと思うのだが安田顕はそこをそつなく演じている。演技を楽しんでいる?印象。
福引きで当たった無料エステ券を房枝にプレゼントする牧本さん。一方40枚の福引きは満によってすべてスカに終った(正確にはアルミホイル1個だけ当たり)。ある意味よかったんじゃないか。エステで房枝の猗貌瓩狼韻んばかり。こう言う時の女は歳が行ってもかわいいと思えてならない。今回、牧本さんの心細げな様子がいじらしいほどであった。西村まさ彦の好演が印象的。

其の十六「ミカンとコタツ」
食事をちゃんと摂っていない光司。お昼代りに煎餅なんか食べているらしい。議員秘書の面接に落ちたのだ。ショックは大きい。心なしか顔色が青白く、少しやつれたようである。
綾子に誘われてクラッチに行く満。光司さんが必要以上に責任を感じているのがありありと察せられて心配だという。ともあれ綾子にしても春海にしても、男を見る目がないというか、ちょっと疑問だという満。光司も陸くんもどこかダメ男のかげりがちらついている。そういう男に惹かれてしまうというのが、問題。
光司が軒下でハーブの類(ミントだという)に水をやっている。外出して買うものにしても、明らかに牋きこもり瓩買いそうなものばかりを買っている。ジグソーパズルにはまる光司。それも二十世紀最大の発見、マチュピチュの大遺跡のパズルしか買っていない。完成したパズルを眺めながら、ホワイトラムのカクテルを飲むのが無上のしあわせだという光司。インカと言えば黄金の文明。インカ文明にエル・ドラド(黄金郷)の幻想を見た考古学者もいた。今回、マチュピチュにロマンを感ずるひとは今でもいるのだなあと興味深かった。
ここ数日、めっきり寒くなってきた。光司にこたつを出すのを手伝ってもらう満。こたつは日本特有の文化。こたつに入ればみんななまけものになる。こたつのぬくもりから離れたくないからだ。満は言った。世界から戦争を無くすのに、こたつはその有効手段として機能するんじゃないか。ここに入ってしまうと人と争う気など起こらなくなる。ほんとだ。いま確実に核心を突いたよ。満がこたつに似ていると言いだす光司。一緒にいると心穏やかになってカリカリしていた気持ちが消えうせ、日に日になまけものになってゆく。グレーのスウェットをニートの公式ユニフォームだという光司。桜島みかんを食べながら、春海にかつて聴かせた「自由にみかん食わせろ」という自作曲のことをカミングアウトする光司。自然とズタボロ解散直後の頃の、ニートだった思い出話に話題が及んだ。聴かせてくださいよと言う満。ベース・ギターあるんだから、弾き語りできるじゃないですか。言われてその気になり、部屋からプレシジョンを持ってくる光司。ベーシストの大きな三角ピックでコードを搔き鳴らし、ロック調の歌を歌う光司。これが傑作。その場で新曲を作る話になり、タイトル「ニート・ブラザーズ」で一曲作ってしまう光司。春海が帰ってきた。房枝が言った。春海、こっちから入って、そっとお茶の間を覗いてごらんなさい。光司さんと満が変な歌うたっているから(笑)。春海に見つかって、一旦は演奏をやめるが、春海と光司の間には暖かい思い出がある。春海のたってのリクエストで「お母さんの財布からお金借りる歌」の演奏をねだられる。春海が歌いだす。つられて光司がベースを弾き出す。座は盛り上がるが、それを房枝がスマホで録画。あとで綾子に聴かせた。涙ながらに動画を見つめる綾子。古き良き時代が光司と春海にもあったこと。それが感じられた貴重なエピソードだった。父の思い出のラジカセをリサイクルに出す春海。けじめをつけたいというのだ。光司と春海の父娘関係にも進展があるのだろうか。今回の最後で「今に見てろよ」と気になるひとことを言う満。物語は続いてゆくが気になる次回である。脚本:金子茂樹。演出:鈴木勇馬。
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