ゼラニウム（天竺葵）　pelargonium zonale, geranium

マンションの庭に咲いたゼラニウム。こんもり咲いていたので、遠目に紫陽花かと思いましたが、違ってました。




ゼラニウム（天竺葵）　pelargonium zonale, geranium
ゼラニウムは原産国南アフリカを中心に熱帯アフリカ、シリア、オーストラリアなどに約280種が分布するフクロウソウ科テンジクアオイ属の常緑多年草。学名はpelargonium zonale, geraniumで、名前のpelargoniumはギリシャ語の「こうのとり(pelargo)」に由来し、果実に錐状の突起があり、こうのとりのくちばしに似ているため。多年草や半低木のものが多いが、一年草もある。多肉植物や匍匐性、蔓性になるものがある。約230種が知られており、種の大部分は亜熱帯、熱帯に分布する。花の色は、赤・ピンク・白・藤色・紫・オレンジ色・サーモンピンクなどがあり、絞りや覆輪・星形模様などの複色花もある。 一般にゼラニウムと呼んでいるが、これは園芸用語として残っているもので、1789年に属の再編で呼称が変わっており実際はペラルゴニウム (Pelargonium) というのが正しい。別名はローズゼラニウム、ペラルゴニウム、ニオイテンジクアオイ。花期は春から秋と長い。花言葉は「愛情」。