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2020年04月06日05:28

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アセビ(馬酔木)  Pieris japonica subsp. japonica

マンションの表向かいに保育園があります。その保育園と打瀬小学校との間の小路で見つけた、ドウダンツツジに似た釣鐘型の小さな白い花をいっぱい咲かせた植物。これがアセビだったのですね。馬酔木と書いてアセビというのは知っていましたが、花を認識したのは初めてでした。

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アセビ(馬酔木)  Pieris japonica subsp. japonica
ツツジ科アセビ属の常緑低木。2月から4月に鈴のような白い花を、枝いっぱいに咲かせる。観賞用の花木として、日本全国で見ることができる。常緑なので、1年中きれいな葉っぱを眺めることができる。葉や茎に含まれる有毒成分よって「足がしびれる」ことが変化して「アセビ」と名付けられた。万葉集にアセビを題材とした和歌がいくつかあることから、奈良時代にはすでに栽培されていたとされる。たくさんの小枝を伸ばしながら、樹高は1〜4mほどに生長し、枝には、濃い緑色をした葉っぱが互い違いにたくさん生えている。2〜4月が開花期で、ドウダンツツジに似た釣り鐘型の花を茎に連なって咲かせ、枝から吊り下がる。花が咲いている期間が長いことや、常緑であることから、庭木や生け垣によく使われる。アセビの英名は「Japanese Andromeda(ジャパニーズ・アンドロメダ)」。アンドロメダとは、ギリシャ神話に登場するエチオピアの王女。神々の怒りをかって岩にはりつけられていたところを英雄ペルセウスに救われた人物。このペルセウスとアンドロメダのエピソードに由来して、「犠牲」「献身」という花言葉がつけられた。

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