昨日、あることについて考えていた。
復讐についてのこと。
復讐心って誰にでもあると思う。
こんなシチュエーションを考えてほしい。
自分がほしいものを相手はやすやすと手に入れていて、その手に入れているものをぞんざいに扱っている。
私にとっては宝物でも、相手にとっては、それがあって当然だと主張する。
ムカムカするし、イライラする。
そう、嫉妬心なんだ。
じゃあ、その嫉妬心をあなたは、変えていけますか?って神様は問う。
あなたは、いいえって心では思っているけれど、はいって言う。
そこから嘘が始まったんだ。
頭では、良い子の方が良いって思っている。
でも、心の方は、嫌だ、嫌だと思っている。
笑いたくもないのに、笑う。
そうあのぎこちなさに似ている。
本当は、緊張しているんだ。本当は、固まってしまっているんだ。
そういう心をみんな持っている。
だから、嫌いな人を好きになれっていうのは、本当に厳しいことなんだって実感する。
嫌いなそう、まるで、猛毒を持ったキノコを食べろって言われている気さえする。
食べたくない。まずい。嫌。
そう思うのに、食べろって神様は言う。
食べたくないし、見たくもない。触れたくもないし、考えたくもない。
嫌いな相手っていうのは、本当に、どこかに消えていなくなってほしいって思う。
でも、神様は言う。
みんな本当はいっしょなのに、気付けていないのねって。
そう、私も実は、誰かにとっての毒キノコといっしょで、その人によって合う合わないがある。
自分は好きだけど、相手は好きじゃない。
だったら、他の誰かもあなたのことが嫌いで、あなたのことが好きなのかもしれない。
そう、あるものの正体を見破れば、それがただ事象としてあるだけ。
勝ちも負けも自分自身の中にある。
恐れても良いけれど、怖がっても良いけれど、そういうことがあったこと、忘れないでいてあげてね。
そうすれば、他の誰かの苦しみをほんの少しは、分かってあげられるかもしれないから。
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