夏の記録

明日からは本業スタート。
まだまだ暑いけど、今年の夏は、色んな所へ行ったし、色んな人と会った。寂しいお別れもいくつかあった。
忘れない様に記録しておく。

7月、南三陸へ!久しぶりに、保問研の大好きなおねえさまと一緒に行く。
また海苔をがばちょと買う。南三陸の海苔は美味しいんだょ！
今回は、おねえさまの繋がりで、地元の人と飲む。一人で行ったら、なかなかできない体験。
新しい幹線道路とかもできていたけど、復興終了とは言えない。逆に、7mも嵩上げされた所を見て、これが復興なのか？と思う。

8月、朝倉まみさんが姉の様に慕っていた方に会いに行く。
まみさんが亡くなって9年。その方と会うのも8年ぶりか。どんな様子か心配だったが、8年前と変わらない様子で、ほっとする。
お話ししていて、この人がまみさんの側にいてくれて、本当に良かった、と思う。生活も、心も、ずいぶん支えられただろう、と思う。
私が言うのはおかしいんだけど、思わず「ありがとうございました」と言ってしまう。

家族旅行は茨城へ。
ご飯を食べたり、花火をしたり。ちびっ子たちと夏らしい夏を過ごす。

友達と奈良は十津川村へ！
行けると思ってなかったから、我ながらびっくり。台風接近もなんのその。
十津川村は乾先生の父親の故郷。奥様から、「すごい山奥だったわよ。」と聞いていたが、なるほど、この道は小腸か！？と思うくらいクネクネ道。運転ありがとうございます。
市内へ戻り、2日目は平城宮跡と東大寺へ。
改めて、古の人たちの心意気に思いを馳せる。
加藤周一さんが、万葉集から現代の社会の課題と希望を見ていたけれど、私も勉強しようかな？と思う。

弔問2件。
1日に偶然の出会い3件。これはもう必然か。
しかも、あたかも自分のこれまでの人生を凝縮したかの様な人たちに会う。
いいものも残念なものもあったけれど、総じていい人たちに会っているし、だから、これでよかったのかな、と思う。

今日はサッカーを見に行く。
走る姿に声援を送る。

何かを追い求めて、どこへ行っても、何をしても、自分は自分なりのことしかできない。
そこへ行かなくても自分でできることだってあるはずだが、普段の私は術なしな人間で、ただ生活に追われている。
「お墓参りは、その人が死んだことの確認でしかない」と先生は言ったけど、そこへ行くことで、気持ちや考えが落ち着くことがある。
今年の暑さに追われて、あちこちをさまよったけど、なかなか充実した夏だった。
さぁ、じゃあ、また始めようか。