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2019年03月26日14:14

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こなくていいいの話

先日、某レストランで残念な対応があって悲しい気持ちになってしまった話。

はじめて入るお店ってどこかワクワクして入ったりしませんか??
「どんな味なのかな??」とか「居心地のいい店だといいな」とか
自分にとっての居心地の良さというのは千差万別あるはずで、そういう好みの店に巡り会えた時というのは新しいお友達が増えたような気がして豊かな時間をもたらせてくれる。

僕がこの前、入った店はその逆の対応で、とてもがっかりだった。
2度と行くかーっ!!と言いたい気持ちもなくはなかったりするけれど
なるべくならこういう想いはしたくないなというのが本音である。

「食べログ」やSNS,ネットの情報や評価をもとにそのお店に行くこともないことはないのだけれど、僕は「偶然はいった、みつけた」の直感型でお店に入ることが多く、以前、京都で、店構えも古民家で、雰囲気もよく、女将さんも割烹着を着込んでいて、この店なら間違いない!!と勇んで入った瞬間

場違いな空気を感じてしまったことがある。
京都のおばんざいのお店だったのだけれど、入った瞬間に「どこの誰だよ?」感の強い視線を感じてしまい萎縮していると、「うちのルールはご存知??」というような圧力を会話の節々から受ける。一度、扉を開いてしまったことで、なかなか、引くに引けず、ずっと緊張した面持ちのまま、ちゃぶ台の前にちょこんと座り

禅問答のような心境で、「辛子蓮根900円」を食べた。
京都のおばんざいはとてもおいしくもちろん、京都は大好きではあるけれど
900円の辛子蓮根をちゃぶ台で正座をしながら食べていると

なぜか、申し訳ない気持ちになってしまい、そそくさとお店を後にした思いがある。
郷に入れば郷に従うではないけれど、そのお店の流儀みたいなものはきっとあるのだろうからそのお店に全く罪はない。

今回はランチタイムだった。

お店構えも可愛らしい感じで、入り口の扉も開いていて、WELCOMEな空気が漂っていて
「よさそう」と足を踏み入れると、店内はほどよく満席だった。
外で待とうかと、店員さんが案内してくれるのを待っていたのですが
待てど暮らせど、気づく気配がない。

他のお客さんの目線も気にはなるので、一度お店を出ようかと入り口から出ようとすると

「あぁ、厳しいっすねー」とこちらが、待つとも並ぶとも聞かないまでに店員さんが話しかけてくれた。「どのくらい待ちますか?」だとか、そういうキャッチボールから「また次回にします」とかそんな風にやりとりできればよかったのですが

その店員さんは、厨房の店長さんに、「どうします??」といった具合に目線を投げかけた。


その次の瞬間、その厨房の店長さんから口をついて出た言葉が


「来なくていいですぅー」

だった。



なかなか、ない、右斜め上からの一言なのは間違いない。

もう一度、確認するまでもなく、ここまでの話で、「待つ、とも並ぶ、とも、次回にします」ともこちらかの、コミュニケーションもアクションは一度もないのだ。

この「来なくていいです」の一言に

「来なくていい」わけねーだろとなるのは一目瞭然なわけで

ランチタイムのCLOSEの時間の前にお店に入っている、入り口の扉はなぜWELCOMEで、あけているのだ??、次の予約があるならそう言えば済む話では??、こちらは普通にお店に入っただけなのだ。それなのに、「来なくていいです」は大いに使う言葉のチョイスをミスっているし、忙しいならまだしも、他の食事中のお客さんもあまりいい気はしないだろう。

「来なくていいっていうのは、来るな???ってことを言ってるんですか??」


と、素直に聞き返すと


「うーん、、、、ですっ!!」


「ですっ!!じゃねーし」


「なんて日だっ!!だし」


「嫌なら、店を出るし!!だし」


皆さんは、お店で苦い経験などされたことありますか??
ちいさなお子さんを連れてる親とか、きっとこういうふとした日常のなかで
思いも寄らない、「苦虫」にハッキングされる気分をされることとかたくさんあるんだろうなぁ


新しい価値観を教えてくれて「ありがとう!だし」
せめて、食事のときくらいは、優しい気持ちでいたいですよね。


僕は、静かにそのお店を閉めて出たのでした。
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