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2020年03月30日22:33

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シナに支配された小国

シナに乗っ取られたモナコ公国

1.モナコ公国の大公アルベール2世が中共ウイルスに感染し、国家元首で初となった。モナコは人口3万8千人、国土面積わずか2平方Kmと世界で2番目に小さい国。2世は2005年に即位以来、中国の一帯一路に参加し、次世代通信規格5Gに中共政権と深い繋がりがある華為製品を採用、中共と関係を深めてきた。

2.これまで10回訪中し、2008年の北京五輪、14年の南京ユース五輪と15年の世界陸上の開幕式に出席、18年9月、第10回目の訪中で華為5G通信網など一連の協力合意に署名した。19年3月、習はモナコ訪問「大国と小国の関係づくりの模範」と持ち上げ2世も「中国の指導者は大国も小国も一律に平等と感動と」。

3.2世は王宮で習夫妻をもてなし「かつてない最高レベル」で領空と領海での飛行と航行をすべて禁止、ヨットの港内停泊も禁止した。モナコでは「中国国家主席の歴史的な訪問」とした。巨大経済圏構想「一帯一路」に関する国際協力に参加とした。EUが伊、モナコの参加は「中国による欧州分断」と警戒。

4.華為技術の5G通信網を導入し、欧州で5GNWによって完全にカバーされる初めての国となった。華為の会長は、モナコは小国だが5G開設について、他国や他の事業者のモデルとなる重要な機会だとした。ポンペオ米国務長官は華為について「中共政権の道具」と批判、ペロシ議長も華為製品を中共警察の導入。

5.2017年6月、モナコはアリババ傘下のモバイル決済サービス・アリペイ(支付宝)と戦略的協力協定を締結した。 同国全ての店舗でアリペイを利用できるようになった。 アリペイが主権国家と戦略的協力協定を締結したのは今回が初めてだ。

6.モナコ公立学校は10年前から、中高校生を対象に中国語の授業を開く。そして、疫病から身を守る方法を示し「この災難の根本的原因を見定めると同時に、中国共産党の本質に気づくことだ。中国共産党から離脱し、遠ざかることによって初めて、災難から逃れ、ウイルスから身を守ることができる」と。

7.ネット時代は隠しても真実が暴かれる。外出禁止が解かれた武漢の葬儀所、肉親の遺骨を取りに来た人々の長い列、映像は残酷だ。実際の武漢の死者5万9千人、中国全体で9万7千人、感染者121万人との指摘。中央が感染者ゼロと言えばそれ以外は許されない国。その隠蔽が世界に悲劇をもたらした。
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