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2020年01月24日06:28

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『アリー my Love3』



原題「Ally McBeal」

キャリスタ・フロックハート ギル・ベローズ ジェーン・クラコフスキー コートニー・ソーン=スミス ピーター・マクニコル

Episode9「ダーティ・ジョーク」

Episode10「無慈悲な天使」

Episode11「銀の鐘」

Episode12「ダンシング・ベイビー」

の4話収録

ある晩、アリーが観入ってるのは『何がジェーンに起こったか?』(1962年 アメリカ映画)あー♪これは私も何年か前にハマったモノクロの面白いサスペンス映画(*^^*)憎み合うブルネットとブロンドの二人は血を分けた姉妹なだけに残酷な物語だけど、アリーが言うように人間が良く描けてます( ̄▽ ̄)b

一方、隣で読書していたレネは「何度目?」とアリーをからかい、お気に入り映画は『サウンド・オブ・ミュージック』(1965年 アメリカ映画)と、長い事親友と言われた二人でも、趣味は大分違うようです。

しかし、趣味の問題だけでなく、高校生の時に"誰よりもジュディ・アンデュリュースになりそうな女"に選ばれた事が大いに不満なアリーは、レネの冗談にドンドン激昂。そう言う所がレネから見ればジュディ・アンデュリュースに似てるとのみんなの意見に賛同したくなるようです( ̄▽ ̄;)

そこで二人は、行きつけのバーでそれぞれダーティ・ジョークを披露する事になりますw(°O°)w普段からエネルギッシュなレネはこう言うのは得意そうですが、アリーはしたくないのが本音。なので、他の事に変えてくれないかレネに頼んでみるものの、レネの返事は容赦なし(^皿^)

だけど、今抱えているセクハラ訴訟でリチャードにいきなり「ジュディ・アンデュリュースみたいでビリーより適任」と言われてしまったアリーは、「お高く留まってると思われたくない。私は大人よ」とも考えていて、これはある意味チャンス。ビリーとジョージア、リチャードやエレイン達が見守る中、結果は・・・

まぁ、誰でも向き不向きはあるもので、(ラッキーだったと思わなきゃ。いつだって新しい朝が始まるんだから。昨日が終わって本当に良かった…)とプライベートでの試練に耐えたアリーは、仕事では「あんな隠し玉持ってたなんて」とリチャードに認められ、また一皮向けたようです( ̄▽ ̄)b

「すっごくいけない女になった気分よ」・・・可愛い顔してそんな台詞を言うアリーに、ゾクッとしちゃう(^^;)

そんなアリーはクリスマスまで後1ヶ月もあるのに、ウキウキとツリーを飾り、クリスマスが楽しみな様子で、丁度11月の今にピッタリ(≧∇≦)と言える「無慈悲な天使」の回は観終わってみるとかなりヘビー(゚ ゚;)

売春の容疑で三度目の逮捕となったステファニー・グランドはキレイな娘と思ったら、実はスティーヴンと言う名の男の子だとレネから聞かされ、アリーもびっくりw(°O°)wだけど素敵なドレスをいくつも縫ったりメイクへの拘りを見せたりと、どうやら本当に心は女性なようで、それがステファニーの不幸。

故郷でみんなに頭がおかしいと言われたステファニーは知らない人ばかりのこの町に出てきて、どこにも属せず、他にお金を稼ぐ手段もなかったのです。

刑務所には入りたくないと言うステファニーに、「あなたがとってもいい子だから」と、本気で力になりたいと考えたアリーはステファニーを雇う事にw(°O°)w

上司であるリチャードに私のお給料からでもいい、と訴えたくらいですから、その思いは本物で、ウィッパー判事の心をも動かし、めでたく刑務所行きを免れたステファニーはシンプルさが魅力の黒のドレスをアリーの為に縫ってくれて、心暖まるエピソードだったのに(*^^*)

何故かまた街に立ってしまったステファニーは変わり果てた姿で発見されてしまい、その遺体はオハイオの両親からも受け取りを拒否されてしまうと言う、痛ましい結末( ̄□ ̄;)!!

「何故?(T_T)」と悲しむアリーを、「一人じゃなかった。あんたがいたんだから」と慰めるレネの言葉はせめてもの救いですが、私めもこの悲劇に嘘ぉ…(_ _;)と絶句。これまで際どい展開にヒヤヒヤさせられる事も何度もありましたが、基本的にこのシリーズは楽しいラヴコメと思ってたのに…今回はかなりシビア

そぅなのょね…親も子供見捨てたりするのよ。世間では「海より深い親の愛」なんて言われてるけど、現実は決してそうとは限らない…と知ってても、やっぱりこれはキツいわ(-""-;)

静かに横たわるステファニーに、最後のお化粧をしてあげるアリーがおそらくステファニーの葬儀を行ったであろう後。

次の「銀の鐘」では、なんと正妻と夫と愛人の3人の結婚を合法的に認めて欲しいとの裁判が行われる事にw(°O°)wしかも、夫と愛人は弁護士だそぅで、何と申しましょう( ̄▽ ̄;)

「3人での事実婚は成立してるし、3人目の子供は3人で生んだ」と主張する3人の暮らしは、夫が浮気するようになってから冷えきっていた妻との関係もよくなり、二年かけて妻と愛人も打ち解けたのだそうで、傍目には奇異でも、夫は「こんな家庭お持ちですか?」と得意げですらあり、アリー、ジョージア、ウィッパーの逆鱗に触れる破目に( ̄▽ ̄;)

3人は妄想の中でその夫に銃弾を浴びせてしまいますが、まぁ、結婚への冒涜とご立腹になる気持ちは同性としては解る(゜-゜)かつては私も結婚に夢を抱いてたし。

だけど、その3人の関係はアリーとビリーとジョージアの関係にそのまま当てはまる物で、いよいよこの問題について3人で話し合いたいと言い出したのはジョージア。

一巻で傍目にも、もし出会い方が違ったなら友達になれそうと思ったアリーとジョージアですが、案の定、アリーのお陰で自分達の結婚が上手くいってるなんて最悪なのに、もっと最悪なのはそのアリーを嫌いになれない事だと訴えるジョージアはやっぱり美人としか言いようが無く、アリー以上に好きなキャラ(●^o^●)

って言うか、三巻の中ではこの回が主要人物の魅力が一番味わえる気がします。リチャードのクリスマスパーティーで、♪昨夜見ちゃったのママがキスしてるとこ〜サンタにキスしてた〜とお色気ムンムンな姿で歌うエレインも実に生き生きと楽しそうで、歌も上手。( ̄▽ ̄)bジョージアは「あれでもポップス!?」と呆れ顔ですが、「俺は好きだ」とのリチャードの意見に賛同(^ω^)健康的でいい♪と思う私はそう言えば『バーレスク』(2010年 アメリカ映画)も好きでした。

しかし、ビリーとジョージアとアリーの三角関係はこの先どうなるのやら?(^^;)と言っても、アリー自身ビリーとジョージアの結婚が壊れる事など望んでないけど、自分のお陰で2人が上手くいってると言われても嬉しくないのだそぅ。

まぁ、もぅとっくに顎ポタ男だのラビだのと、新しい恋を探し始めていたアリーでしたが、今度は風変わりな上司ジョン・ケイジと付き合う事にw(°O°)w

何だかんだ言っても、今となってはアリーとジョージアは仲が良くて、「ダーティ・ジョーク」で生きたバービーと言われたジョージアになぞらえてるらしく、アリーはスキッパーと呼ばれたりしますが、はて(・_・?)スキッパーとは何でしょう?

と疑問に思ったところで、どういう訳だか?アリーの目の前に時々現れるようになった踊る赤ちゃんの幻影。

♪ホンジャホンジャホンジャマカ…とノリは良いですが、イミフ( ̄▽ ̄;)

びっくりして、イッテしまうアリーに、みんなも心配になりますが、結局「ダンシング・ベイビー」を観ただけでは良く分からないまま。

アリーは以前から結婚して子供を持つのが夢だと語ってましたが、その願望の現れでしょうか?それとも(・_・?)

ラストではジョンの忠告に従って幻影を受け入れ、一緒にクルクル踊るアリーですが、この後も果たしてダンシング・ベイビーは登場するのでしょうか?それとも今回限りなのでしょうか?( ̄▽ ̄;)

今の処分かりません。

が、アリーってば、すっかり自由奔放になってしまって。

ジョンが可哀想なような・・・

お気に入り度・お勧め度共に★★★★★

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