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2020年07月20日21:20

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標本作製

・昆虫の標本は、遙か昔、小学6年だったか辺りに一度だけ、図鑑を見よう見まねで一度作って、それが初心者にありがちな虫食いで消失して以来、永いことやってなかった。長じてひょんな事から貝塚の遊学館で、ネズミの調査を手伝う傍ら、地表性昆虫の調査をやってみようとして、ゴミムシ類の標本を作ったのがかれこれ12年くらい前。それも自己流で、展足なんてやってなかった。
 展翅展足などという、そういう「正当な」技術を学んだのは去年博物館の昆虫合宿に参加した時だった。その時にルリボシカミキリをゲットして、それを初めてチャンと展足したのが、本格的にこの道を歩き始めた様な感じだった。それと並行して、「ボンドガール」で小型昆虫の標本作製も学んだ。まあ「虫屋』を名乗るのもおこがましいほどの遅咲きなのであるが、それと共に、地域の生態系の記録、という意味での標本の大切さを学び、いよいよ本格的に標本を作り出すようになっている。
 先日、図鑑でしか見たことがなかったハチに出会い、平田さんに網に入れて貰ったのを譲り受けて標本にしたのは、ヤマトルリジガバチとキンモウアナバチ。実に美しいハチだ。そして庭にいた幼虫を羽化させて得たのはニッポンヒラタキノコバエ。この年になってようやく「並み」の虫屋っぽくなってきたようだ。
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