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2020年06月17日16:51

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松永弾正久秀

 松永弾正久秀・・・言葉の響きからして、いかにも一癖ありそうな人名である。
 この人物の名を初めて聞いたのは、大河ドラマ「国盗り物語」だった。
 彼は信長に背いて討ち果たされたのであるが、残された肖像画ときたら…怒髪天をつき、鬼のような形相で荒れ狂う老人の姿…。戦国時代の三大梟雄の一人と称された人物である。
 人は言う。「時の将軍義輝を殺し、大仏殿を焼き、主君であった三好氏を乗っ取り、信長にも二度背いた男…。
 しかし近年の研究で、遺された資料から、実は主君三好長慶の忠臣で、茶道などにも通じる文化人としての側面もあり、さらに多聞山城に見られる築城の才もあるという、文武両面で優れた人だった、と言うことが判ってきた。どうも悪名は、江戸時代の価値観で、「天下人」である信長に二度も背いた男(だからとんでもなく悪い奴だったやろう)と言うところから伝えられたようである。
 近年発見された肖像画からは、何処か人懐っこささえうかがえる。放送中の大河ドラマでは、吉田鋼太郎氏が演じているが、イメージ通りでは、と思う。
 今日はその、久秀様に会いに、高槻の城跡歴史館に行ってきた。さらにそのあと、民俗資料館にも行った。資料館は、江戸時代からの豪農の屋敷をそのまま遺した物で、昔の農具を展示してあり、館の人に色々話を伺うことが出来た。
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