昆虫たち

　今日は河内長野の自然公園で観察会。初っぱなにとんでもない虫が出た。助っ人としてきてくれたＴさんが見つけたのはなんと、東南アジア産のアトラスオオカブト。おそらく飼われていたものが誤って逃げたか、或いはたちの悪い飼育者がわざと放したか。
　虫に罪は無い、とはいうものの、本来ここにいてはいけない生き物。かわいそうだが標本になって役立ってもらおう、とＤさんが捕獲。
　観察会の参加者にもこれはきちんと説明した。生き物を飼ったら、最後まで面倒見ましょう。これは外来、在来問わないこと。
　今回はいつもよりも参加者は少なかったが、かなり熱心な子が多く、色々見つけてくれた。私はいつものごとく、毛虫やクマバチを手に取って見せている。昆虫スタッフの中にも毛虫が苦手な人もいて、ちょっと意外に思った。
見られた虫：アゲハ、クロアゲハ、キタキチョウ、ベニシジミ、ヒメウラナミジャノメ、マエアカスカシノメイガ、クワゴマダラヒトリ幼虫、マイマイガ幼虫、カシワマイマイ幼虫、ナナホシテントウ、キマワリ、エゴツルクビオトシブミ、オトシブミ、ジョウカイボン、ハイイロカミキリモドキ、ヨツボシケシキスイ、チビタマムシの一種、ヤマトシリアゲムシ、クマバチ、クサアリ、チクシトゲアリ、アミメアリ、クロヤマアリ、アワフキムシの一種、トサカグンバイ、イスノキアブラムシ、ヤブキリ幼虫、ハラビロカマキリ卵、コシアキトンボ、コガネグモの一種、クチベニマイマイ