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2020年06月07日16:26

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拉致問題は北朝鮮の背後にある中国と本気で戦争をする覚悟がないと解決できない

■横田めぐみさんの父、滋さん死去 家族会の前代表87歳
(朝日新聞デジタル - 06月05日 19:28)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=6109143

横田めぐみさんの父の横田滋さんが6月5日にお亡くなりになってしまいました。遅かれ早かれ拉致被害者の家族がお亡くなりになることはわかっていましたが、とても残念なことです。心から哀悼の意を表します。でも、横田滋さんが亡くなったということは、妻の早紀江さんも数年後にはお亡くなりになるだろう。もし、両親ともに娘のめぐみさんの情報をこれ以上知ることなしにお亡くなりになったら、本当に残念なことです。しかしながら、今のままではその可能性がかなろ高いと思います。


それで、なぜか北朝鮮による拉致事件が進展しないことについて、北朝鮮とそれを支援している中国ではなくて、安倍首相と自民党政権を叩くバカがいてるが、これは完全に的外れなことだ。自民党政権は2002年9月の平壌宣言で北朝鮮が拉致事件を認めてから、自主憲法の制定、あるいは憲法第9条の改正を目指して努力をしてきた。それをことごとく妨害してきたのが、今の立憲民主党と共産党のような野党だ。なぜ、北朝鮮の拉致事件を解決するためには憲法第9条の改正と国軍保有の明記が必要なのかというと、10歳くらいの知能があればわかると思うが、北朝鮮とさらにそれを支援している中国との武力衝突、最悪の場合は全面戦争を想定しないと解決できないからである。

次の文章は僕が過去の日記に書いたものだが、日本は昭和20年以降、ずっと平和な国だったというのは嘘である。少なくとも、横田さん一家のような北朝鮮に家族の一人を拉致された家族にとっては戦争状態だった。拉致被害者家族会の幹部である増元照明さんも、「うちでは姉(るみ子さん)が北朝鮮に拉致されてからは、ずーっと北朝鮮と戦争状態にあります」と言っている。そして、全国の講演会で北朝鮮に日本とアメリカなどの同盟国が武力侵攻をして、北朝鮮の幹部に拉致事件の事実を自白させる必要性を訴えている。

「戦後70年間日本が平和だったのは平和憲法のお蔭」
などと、よく、日本の左翼平和主義者は言うが冗談ではない。日本は戦後70年間平和であったというのは幻だ!!

北朝鮮軍の工作員によって拉致されて未だに行方不明になっている、横田めぐみさんを始めとする100人以上の日本人とその家族のことをよくよく考えてもらいたい。彼らは2002年9月に当時の小泉首相と今の安倍首相などが訪朝して北朝鮮の金将軍に拉致の事実を認めさせて、ようやく日本国民と全世界に拉致の事実を認めてもらった方々である。

つまり、日本はずーっと全国民が平和に暮らしていたのではなくて、他の日本人数人の命を生贄にしてその上に嘘、偽りの平和な生活をしていたということになる。一部の日本人が仮想敵国の北朝鮮によって拉致されていたというのに、日本の政府はアメリカとソ連の東西冷戦に巻き込まれており、北朝鮮の背後にあったソ連軍、中国軍の脅威を恐れて拉致の事実を国民に知らせなかった。恐らく、アメリカのCIA、自衛隊の情報部、日本の一部の政治家などは拉致の事実を知っていたと思うが、日本国内がとんでもないパニック状態になることを恐れてこの大事な事実を隠してきた。こういう有耶無耶な状況のまま、拉致被害者の家族は30年以上も辛い日々を送ってきた。とんでもない間抜けな国家だ。

これは、当時の政権与党の自民党の責任ではあるが、永年、北朝鮮労働党と友党関係にあった社民党(旧社会党)の責任は極めて重い。それに、北朝鮮と深い交流があった日本共産党にも罪がある。社民党、共産党は北朝鮮と交流があったのに、どうして、ずっと北朝鮮政府の言うことを信じていたのか?売国政党と言われるのが当然だろう。なぜ、まだ政党として成立しているのかが本当に不思議だ。

毎年の8月15日に首相が戦後70年談話云々という話があるが、首相は大日本帝国時代の植民地支配を謝罪するだけでなく、
「昭和20年までは日本は悪いことをしてまいりましたが、日本はこれから今日の北朝鮮と中国の軍事的脅威に対抗する軍事力を持つつもりであります。」
などと、これからは、謝罪ばかりの弱腰政府ではないということを明言するべきだったと思う。だいたい、70年前のアメリカ、イギリスを始めとする42か国もの連合軍を相手に戦争することなど二度と絶対にないと断言できる。あの時代は特別に異常だったのだ。それは、第二次世界大戦前の外交交渉に詳しい軍事マニアならよくわかると思う。第二次世界大戦については戦争が間違っていたのではなくて、日本とドイツの場合は戦う相手があまりにも強すぎたのである。戦争が間違っていたというなら、連合軍の方も間違った戦争をしたことになる。だが、今でも戦勝国であるアメリカ、ロシアなどでは、第二次世界大戦の英雄を称える戦争映画が作られている。ハリウッドが作った「プライベート・ライアン」「バンド・オブ・ブラザーズ」「フューリー」などが非常に悪い例である。一方で「戦争のはらわた」みたいに敗戦国にかなり気を使った映画も作られている。


それで、話は変わるが、さきほど言及した増元照明さんは北海道大学水産学部卒という高学歴なので、過去に2度参議院と衆議院選挙に出馬しているが2度ともに落選している。「拉致事件の本気の解決を目指すならば、拉致被害者家族会から国会議員が出てもいいのでは?」と思う人がいるだろうし、僕も増元さんが選挙に出馬した時はそう思ったが、 問題なのは増元さんが国会議員になって、国会で拉致問題の過去の北朝鮮との交渉が明らかになると、社民、共産だけではなくて、自民党の過去の北朝鮮との外交も明らかになって、日本の全ての政党がいかに北朝鮮と腰抜けの弱腰外交をしてきたかが明らかになることである。こんなことが起これば、日本国民全員が既存の政党への信頼を失うだろう。自民党にとっても増元さんが国会議員になることはとてもまずいことであり、それ故に2004年の参議員選挙では初めは自民党公認候補の予定だったが、後に自民党は公認を取り消して、当時の小泉首相、石原都知事のような右翼政治家たちも応援演説すらしなかった。拉致被害者が何度もマスコミに出て、日本政府の過去の弱腰外交が明らかになることすら、日本政府と政党にとってはすごいダメージとなる。

しかし、特に自民党は北朝鮮に対して何もしないでボーっとしていたわけではない。2015年には安保法案を成立させて同盟国のアメリカなどとの連携を強めて、仮想敵国である北朝鮮と中国に対して、「日本の自衛隊はいざとなれば、米軍と共同で武力行使を行うぞ」と威嚇することが出来るようになった。また、自衛隊、特に海上自衛隊は新型艦を次々と就役させて北朝鮮と中国への海上での圧力を強めている。

次にやるべきことは改憲、特に憲法9条の破棄と正規軍保有の明記なのだが、ここでも立憲民主党、共産党などが反対して邪魔をしている。つまり、拉致問題の解決を邪魔しているのは、日本国内の左翼どもである。拉致問題の解決を最優先に考えるなら、憲法第九条を破棄して同じ敗戦国のドイツのように軍隊の保有を明記しないといけないのだが、なぜかこれを邪魔する非国民どもがいるのだ。こういう連中は「拉致問題で北朝鮮に連れて行かれた日本人なんてどうでもいいから、自分たちが平和ならそれでいい」という自分勝手な連中なのだろう。

「北朝鮮の拉致問題は解決するべきだが、平和憲法は維持するべきだ」と言ってる左翼の連中は、「北朝鮮とは対話で拉致問題を解決できる」などと言っているが、2002年9月の平壌宣言から既に18年も対話をしているが、何の進展もないじゃないか?遂には横田めぐみさんの父の滋さんが亡くなられてしまったし、母の早紀江さんも残念だが既に84歳ではそんなに長く生きることは出来ないだろう。横田滋さんが亡くなられた時に、増元照明さんが言っていたが、「横田さんだけでなくて、今、64歳の私も姉に会えるかどうかわかりません。今のような政府の拉致問題の対応では、私が亡くなるまでに拉致問題は解決できないと思います」と言っていた。見ていて本当に気の毒だった。

しかし、拉致被害者家族会にとって本当に気の毒なのは、日本政府は拉致問題専門の組織ではなくて、他の諸問題にも対応する必要がらあること。特に2008年秋からはリーマンショックの影響で経済問題が最優先となり、2011年3月以降は東日本大震災のせいで、東北地方の地震と津波からの復興が最優先課題となった。このようにして「人の噂も75日」という感じで、段々と日本国民だけでなくて、世界中の人たちから拉致問題は忘れられつつある。これこそ、北朝鮮、中国、日本左翼の思うつぼであり、拉致被害者という犠牲の上に嘘の平和国家日本をずーっと続けることになる。

極めて中途半端な内容だが、拉致問題に関する日記はこれで終わりにしようと思う。


写真左は拉致事件を行った共産主義国家の北朝鮮が大好きな、共産主義の指導者たち。彼らの理想は北朝鮮の主体思想、金一族の個人崇拝などの歪んだ形となって実現した。

写真右は説明しないでもわかると思うが、金日成と握手をする社会党党首の土井たか子。金日成には何度か会ったらしいが、「拉致問題は日本の右翼の捏造した事件」と言って、拉致問題の存在すら否定していた。晩年は一部の左翼以外の日本国民からすごく嫌われて、故郷の兵庫県の病院でひっそりと亡くなった。
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