当たり前の批判だけど中国共産党政府の対応が悪すぎる

新型肺炎、相次ぐイベント中止
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コロナヴィルスのせいで日本国内でも多くの感染者が出て、多くのイベントが中止になった。これからも人気のあるイベントが中止になるだろう。明日からサッカーＪリーグが始まって、3月下旬になると選抜高校野球、プロ野球も始まるが、1万人以上の観客が集まるスポーツイベントはどうなるのだろうか？もちろん、今の状況だと約1か月後にコロナヴィルスの拡散が下火になるとは思えない。

ヴィルス感染の発祥地である中国の武漢地区では既に1000人以上が亡くなっていて、万単位の感染者が出ている。こうなった原因は全て中国当局、特に中国政府の対応が遅かったせいだ。ミクシィでも一部の中国人と中国びいきの日本人が日本政府を批判していたが、今や中国びいきの連中は沈黙している。共産党寄りの報道しかしてこなかった中国のマスコミですら、珍しいことに中国政府の対応のまずさを厳しく非難している。「何でもっと中国政府は、コロナヴィルス感染が発症した武漢魚市場の衛生指導を厳しくしなかったのだ？」と非難している。

日本人が何も悪いことをしていないのに、日本で人気あるイベントの中止が相次いでいるが、これは全部中国という厄介な隣人のせいだ。「中国は日本を抜いてＧＤＰ世界第2位の経済大国になった」、「今はチャイナマネーなしでは世界経済は成り立たない」などと中国共産党幹部は言っているが、だいたい共産党独裁の中国なんてこれが限界だろう。

だいたい、14億の人口とチベット、ウイグルなどの多民族が住む広大な土地を共産党の中央集権国家で支配するというのは無理なのだ。アメリカは中国のように広大な土地を持ち3億の人口がいるが、連邦制をとっている。ロシアも広大な土地と1億4千万の人口がいるが、1991年に中央集権国家のソ連は崩壊して諸民族の独立を認めて、アメリカのように連邦制をとっている。そこからロシアの政治経済状態は良くなり始めた。

かつて、ポーランドで会った僕のメル友で彼女だった女性は、「中国は10以上の国に分裂するか、連邦制になるべきだ。そもそも中国は漢民族だけの国ではなくて、他民族の国なんだから」と言っていた。

同じく数年前に出会い系で会って、東京都内で一週間ほどデートをしたロシア人女性も、「今の若いロシア人はみんなが、ソ連共産主義時代を嫌っている。第二次世界大戦ではヒトラーのナチスドイツが勝っても、スターリンのソ連が勝っても、ロシア国民には恐怖政治しか残らなかった。ソ連時代には金持ち、キリスト教関係の聖職者を殺すか財産を没収してシベリア送りにして、彼らの財産を共産党が接収した。そんな政府は間違っていたに決まってる。でも、ソ連時代はＫＧＢなどの公安の監視が怖かったから、誰も抵抗できなかった。今のロシアには言論と信仰の自由があるから、例え生活が貧しくても宗教と財産の自由がある方が良いに決まってる。だから、今でも共産主義体制の中国なんて大嫌い」と言っていた。

ドイツに滞在していた時に、ルーマニア生まれの50歳くらいの奥さんがいる家庭に泊まったことがあるが、彼女は「ルーマニアでチャウシェスクが支配していた共産主義時代なんて、思い出したくない。チャウシェスクと共産党幹部だけが金持ちになって、キリスト教という歴史のある在来宗教を否定して、チャウシェスク大統領を信仰するように強要していた。共産主義というのは、最終的にはレーニン、スターリン、チャウシェスク、毛沢東などの個人崇拝になってしまうから、絶対に上手くいくわけがない。共産主義なんて机上の空論だ。日本人は仏教と神道という貴重な昔からの在来宗教があるのだから、これを大切にしないといけない。中国人も早く毛沢東崇拝という間違いに気づかないといけない」と言って、共産主義を厳しく批判していた。


長々と中国批判を書いてきたけど、ポーランド人、ロシア人、ルーマニア人の話を持ち出さなくても、共産党一党支配体制が間違っているのはよくわかると思う。中国には4千年の歴史があるというのに、その歴史上の偉人の孔子、荘子などの偉い哲学者よりも毛沢東を崇拝しないといけないなんて、絶対に間違っていると思う。もし、中国に自由主義があって中国の医療機関、中国厚生省の役人などが自由に色んな場所に立ち入りをして病原菌の検査をしていたら、武漢発のコロナヴィルスはこんな大問題にならずに済んだはずだ。検査と治療をするのにわざわざ共産党の許可を得る必要があったから、中国からコロナヴィルスは日本を含めて世界をパニックに陥れる事態になってしまった。できれば、このコロナヴィルスを教訓として、中国では民主化の改革が進んで自由な社会になるように努力してほしい。そして、最終的には中国は辺境の民族を独立させて、１０くらいの国に分裂してほしい。

写真左は中国人が今でも崇拝している共産主義者のマルクス、レーニンと毛沢東など。写真右は、僕のポーランド人彼女が教えてくれた共産党軍隊の恐怖。ポーランドのシュチェチン市にあるソ連軍兵士の墓地で彼女は、「ソ連兵のお墓には戦死者の名前が刻まれてない。なぜなら共産主義では個人の手柄はないことにされて、ソ連が戦争に勝ったという結果だけが重要だから、兵隊の個人名はどうでもいいことだった」と教えてくれた。赤い服を着て座っているのがポーランド人の彼女。