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2021年04月01日09:40

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心の四季

用水路の桜も、満開を過ぎて名残惜しい。
1年前の今頃は、苦しかったけれど、この桜たちに、ずいぶんと
心を救われた。
今年は、元気に、素直に楽しませてもらった♬
昔、歌った「心の四季」の中の詩が浮かぶ♬
・・・・・・・・・・・・・

風が桜の花びらを散らす
春がそれだけ弱まってくる
ひとひらひとひら舞い落ちるたびに
人は 見えない時間に吹かれている

光が葡萄の丸い頬をみがく
夏がそれだけ輝きを増す
内に床しい味わいを湛え
人は 見えない時間にみがかれている

雨が銀杏の金の葉を落とす
秋がそれだけ透き通ってくる
うすいレースの糸を抜かれて
                   
雪がすべてを真白に包む
冬がそれだけ汚れやすくなる
汚れを包もうと また雪が降る
私は 見えない時間に包まれている
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