亡き父から受け継いだ性格

親はなくとも子は育つかもしれないけど、やっぱり親の背中を見て育つから必要不可欠。
私の父はとっても強く頼りになる存在だったが故に末期癌で亡くなった時は「この先の不安」よりも安らかに眠ってほしくて「安心してね、次は私が頑張るよ！」がすぐに出た。
生前は誰とでもすぐ打ち解け、しっかり動き何でもこなす父が凄くカッコよく見えて、尊敬の眼差しで見ていた。
私が使うラジカセが何故かよく壊れるので父が毎回直してくれて、私のことを「ラジカセを壊す名人」とまで笑いながら言ってくれてわざと壊してない私を和ませる言葉をくれていたから日頃から私は父の嫌いな所が一つもなかった。
あれから17年の月日が経った今、父が亡くなったのをやっと受け入れられてる自分が居る。
これも全て旦那さんが私のそばにそっと居てくれているおかげ。
人の寂しさを知ると人の温かさを感じる人に救われ、また人に助けられ助けたいと思う自分が居て、やはり人が大好きなのかもしれないな、私。