ホーム > mixiユーザー(id:66462631) > mixiユーザーの日記一覧 > 【生きた証】2

mixiユーザー(id:66462631)

2019年11月23日08:20

8 view

【生きた証】2


死に直面したら人はどんな行動に出るのか・・

それを想像してみた^^


僕は役所を二日ほど風邪のためと称して休んでいた
その僕がいつものように登庁して ○○地区の自治会長に電話をかけた
それは公園推進派の旗振り役で人望も厚い・・

公園にしたいという要望を聞いています 私も現地を見てそれがいいと思いました 具体的に協議したので来ていただけませんか

というと 飛んできた・・

その顔は これまで 邪険にしておきながら どういう風の吹きまわしなんだ?

と、書いてあった
会長さん 陳情だけでは市は動きづらいです 署名1500人ほど集めていただけませんか それだけあれば 無視できなくなりますよ
都市計画や整備課や土木建設課の根回しなどは僕に任せてください・・

あんな空き地を放置していて 良いと言うワケは絶対にないです この際、子供たちのために・・実現しましょう!

会長は歓喜して僕に握手を求めてそれに応じた

席に戻る時 課長や部下が怪訝そう・・

「なんだよ エライ元気出してさ・・なんかあったのかな・・」
陰口を叩かれているのがわかる

都市計画 土木建設課を回った ○○地区の公園希望の陳情について
ちゃんと話を聞いてやってくれというと 

これは最終的に市議会にかけて議決した貰わないとだめなんだよ・・
それにはいろんな資料を揃えないと 俎上にも乗らないとけんもほろろで
とりつくしまもない

でもこれは市長も乗り気だったと聞いている 市長決裁でなんとかならないのかい?

前島さん・・ナニをいきり立ってるんだよ あんたはのんびりやってりゃいいんだよ 口挟むなんて僭越と言うもんだろが・・

各課の応対は実に悠長・・しまいに口をはさむなとまで言われたら
逆に闘志が湧いてきた

仮に市長決裁としてもだよ 準備する 資料だけでも膨大で半年は最低かかると言われた

「半年? そんなもんじゃ遅すぎるんだよ 間に合わないんだ!」

こうなったら 渡米している市長が間もなく帰国するから直談判してやる
と僕は決意した・・

課長に呼ばれた 

前島さん 各課を回ってるそうだが 苦情があったんだよ 一つ聞くが 何のためなんだい?
公園にすることで なんか余碌でもあるんじゃないか とかさ・・会長とつるんでいるとか 噂が有るんだよ ちょっとは慎んでもらいたいんだよ

君はさ 今迄通り 椅子の重しでお日様を西々で行って欲しいんだよ(^-^)
課長は皮肉いっぱいなんてもんじゃないです ウロチョロと出しゃばったら迷惑なんだよと露骨に言いたげ・・

課長!言わせてもらいますが 僕たちはあくまでも 市民の公僕と言う事を忘れてませんか?

な、なんだと!俺に盾つく気か?

僕はあの空き地を公園にするのがベストだと確信してますよ

・・・

僕が云い放つと 課長は唖然とし 口をポカンと開いたままだった

部下も同様に 一体なんなんだ この突如の変身ぶりは・・
という顔をしていた

この全身を漲るようなヤル気はなんなんだ?・・僕自身ビックリした

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

僕は自宅に戻るまでに不動産屋に行き持っている貸家の謄本などを渡して
売却を依頼した・・

要するに 身辺整理と言う死の準備の開始だった

帰ると真奈美が お帰りなさい ご飯出来ていますよ
と いつもの明るい声・・

食事を済ませた後 真奈美を僕の部屋に呼んだ・・
そして僕のもう一つの決意を言ったのです

【真奈美、僕の子どもを生んでほしいんだ】

私がお義父さんの子を?ですか?

真奈美の顔が半分笑っている 冗談と受け止めて当然だ

10年来、実の親子として仲良くやってきて 僕を異性として見ているはずもないからだ・・

話をどうつなぐべきか・・僕は迷ったが ここで話をやめるわけにはいかない

僕の妻、つまり君のお母さんと 結婚する時に 前島の家を守って行こうと言う約束で入籍してくれたんだ・・

僕としては 絶やしたくないんだよ

そ、それでは 本気で? 言われたの?

そうなんだ・・頼むっていうか お願いなんだよ

お義父さん いくらなんでも それは めちゃくちゃですよ
出来るワケが無いですよ(笑)

真奈美 見てくれ

僕は引き出しから取り出したものを見せた
それは僕の持つ財産目録でした 

これはな 僕の今の全財産なんだ コレをすべて君にあげようと思っている 貸家については今売りに出している それが2千万・・それを合わせると 計で1億5千万はあるだろう・・今の仕事の退職金だってそっくり君にと思っている

・・・・お義父さん お気持ちは判りますけど なんでまた? 急に?
それに それをいただくかわりに 子供を産むなんて とてもそんなこと・・応じられないです 

それだけあれば 産んでくれる女性が他にいるのでは?

いや、いない 真奈美に産んで欲しいんだ・・・

僕が語気を強めると真奈美の顔から笑みが消えた・・これは本気だと
悟ったからです^^

【お金戴いても こればかりは 応じられないです】

あわよくば応じてくれたらと 一億5千万の財産を見せても 真奈美の心は微動だにしなかった

しかしこれは予想の範囲内だった 

他の女性を探したら?という真奈美の言葉は一理も二里もあるが そんな探す時間的余裕など 僕には無い・・

ここはこれ以上押すと 家出されたりなんてことになったら元も子もない

 僕の思いつきだよ どうかしてたよ すまない、バカなことを言ってしまったと反省の弁で恐縮すると 真奈美の顔に笑顔が戻った 警戒心も残ってないようだった

「こうなったら 最後の手段に出るしかない」

僕と真奈美の住んでいる自宅は広めの一戸建て・・部屋の一部を密室化して 真奈美を閉じ込めて妊娠させる以外にない・・

以前に医師から訊いた記憶では 妊娠の初期中絶は3カ月 その次の段階は6カ月までの胎児なら中絶できると有り 6カ月を過ぎたら中絶は無理と言う事だった

つまり・・6カ月部屋に閉じ込めておけば その後逃げられても中絶は出来ないという理屈・・

こんなことしたくはないが 妊娠を拒否されてる以上どんな方法も浮かばない・・
しかし 一人の成人女性を一歩も外に出さず 妊娠女性を半年も監禁なんてできるのだろうか・・人倫に反しているのは勿論だけど絶望して自殺されたりの命の危険すら有ると思った・・

しかし 僕は逮捕されようと何であろうと構わないがそこまでやって
最愛の娘を不幸に突き落としてまでも【血】をこの世に存続させる価値はあるのだろうか・・

ならば 諦めて この世に残すのは 子供たちの公園造りだけにしておこうか・・

堂々巡りが続き、焦燥感が募る・・

僕は頭を抱え込んだ・・

悩み苦しんだ末に得た結論は

なんとしても この世に僕の血を受け継ぐ子供が欲しい・・真奈美が産まないとどこまでも拒否して 半狂乱になったら 僕もその時は一緒に死のう・・

この世に残すのが無くても 心から愛していた妻に似た真奈美と共に天国に行けるのなら・・
それはそれでイイじゃないか? そうだ無理心中をするんだ・・ と決意した

そして少しは気が楽になった

僕はこの家を増築した時の工務店に電話をした
社長が来たので 僕は8帖の部屋を見せた
この部屋を カラオケルームにしたい・・外部に音が漏れると困る。
迷惑がかからないようにしたい 加えて
トイレ 風呂場 簡単な調理台 換気扇などの設備のあるものを 急いで作ってほしいと依頼した・・

社長は喜んで快諾してくれた

今、暇なので助かります!工事期間?10日もあれば出来ますよ

と 社長は概算はいくらと言った 僕はその言い値に2割載せてやるよ
と言うと、揉み手して満面の笑顔になり、 突貫工事で一週間でできると胸張った・・
2 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを投稿する

<2019年11月>
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930