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日記一覧

 小林靖子がメイン脚本をつとめる作品は、往々にして、小林靖子以外の脚本家の担当回が小林靖子の完成された世界観をうまく表現しきれず、結果として、物語の流れを阻害する「ウィークポイント」になってしまうことがある。 侍戦隊シンケンジャーも例外では

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太田愛 天上の葦 書評
2017年04月25日12:27

 拡散希望です。 太田愛さんの「天上の葦」読売新聞の朝刊に掲載された書評がオンラインで読めます。 少しづつこの本を囲む輪が広がっているようで嬉しい限りです。 できるだけ多くの人にこの本を知ってもらい、読んでもらいたい。「小さな火」と闘うため

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Movie Walker http://movie.walkerplus.com/mv24190/ 戦争中南方の仏印で出会い、鮮烈なロマンスに落ちた二人の男女。男には妻があり、引き上げ後、二人は、何度も裏切り、裏切られながらも別れられない。 恋愛というもの、男女の「業」を執拗に見つめ映像

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東京大空襲の悲惨な描写もさることながら、目の前で機銃掃射により、父を失った12歳の作者が、父の死とそれにともなう葬儀などを、非常に透徹した眼で最後まで見届けていることに感銘をうけた。そのような作者にとって、新憲法の「戦争の放棄」は、まさに「

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第13話「重泣声(おもいなきごえ)」番組公式サイト 東映 http://www.toei.co.jp/tv/shinken/第13話 あらすじ http://www.toei.co.jp/tv/shinken/story/1188651_1569.html脚本:小林靖子 監督:竹本 昇 「殿ぉ〜、一大事にございまする」座敷に彦

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松山善三監督の映画版「ふたりのイーダ」があまりに素晴らしかったので、原作へ。これまで読まなかったのはまさに怠慢の一語だが、映画版には登場しない「本物のイーダ」りつ子さんのはかない美しさと直輝との心のふれあいが印象深い。 (砂田弘による解説か

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 とても児童映画とは思えない、シリアスな傑作でした。ファンタジー作品としても、反戦・反核のメッセージがこめられた作品としても。 プロデューサーの山口逸郎氏がおみえになっており、上映前にご挨拶がありました。また、上映後に、残ったファン数人と山

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特撮の職人たちが集った「東宝特殊美術部」そこに25年にわたって在籍した「模型少年」こと著者の、軽妙な文章と豊富な写真とで、特殊美術の成り立ちを素人にもわかりやすく解説した「おもしろくてためになる」良書。下巻では、やはり84ゴジラ、首都消失、

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Movie Walker http://movie.walkerplus.com/mv21526/  1960年代東宝オールスター、戦記映画、松山善三監督、と3拍子そろって、期待大だったのだが、結果的にはやや物足りない映画鑑賞となった。 う〜ん、やはり「名もなく貧しく美しく」を見逃してしま

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