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2021年03月30日08:59

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高畑勲 じゃりん子チエ(1981) (国立映画アーカイブ)

国立映画アーカイブ、特集、1980年代日本映画ー試行と新生、7本目。

Movie Walker https://moviewalker.jp/mv16850/

 またしてもMovie Walker のあらすじが違いすぎ。
 この映画には、
 「チエの作文がコンクールで金賞を受賞した。「ホルモンを焼くお父さんの手伝いを
早くしたい!……」と朗読するチエに「ウソつき」と呟きながらもテツの心は揺れる。
翌日、ホルモンを焼くテツの姿に近所の連中はビックリ。しかし、皆の喜ぶ顔を見な
がら、チエは「お父はん思ったらアカン、もとに戻ったときショックや、あれはパート
のオッチャンや」と言いながらも、顔はフッとほころぶのだった。」
 という部分はありません。ラストは小鉄とアントニオJrの決闘後、アントンJrが、
小鉄のところに見舞いに来るシーンで終わりです。きっとアニメや原作のあらすじを
適当に引っ張ったんだろうなあ。

 作画監督が小田部羊一と大塚康生。「なつぞら」のモデルになった奥山玲子さん
も参加。
 作画はとても美しく、チエちゃんにはハイジの面影がある、可愛らしいチエ
ちゃんです。背景も70〜80年代のミナミの街そのもの。

 中山千夏さんのチエちゃん、西川のりおさんのテツが出色。まさに、原作の
イメージそのもの。お笑い芸人さんは個性が確立しているから、声優となると、
浮いてしまうこともあるのですが、コテコテの関西が舞台のせいか、むしろ
イメージを膨らませてくれる。特に、おバアの京唄子さんと、花井先生の
仁鶴さん。

 「ゴジラの息子」の劇中挿入も、時代背景と親子の絆がテーマなだけに
とても楽しいです。

 作品は、クライマックスに向けて盛り上げるような作品ではないが、やはり
帰ってきた母、ヨシエさんとテツとチエ、が遊園地に遊びに行き、何かとぎこち
ない両親を打ち解けさせるため、南海電車の車内で、大声で歌を歌いだすチエ
ちゃん、そのおかげでようやく口を利き会えるようになるヨシエさんとテツ。
帰りの電車で眠ってしまったチエちゃんの上に涙を落とすヨシエさん。
それを水道管から水が落ちる、という夢に見るチエちゃん。この3人の親子の
風景が素晴らしすぎ。


 もう懐かしさで胸いっぱい。家に帰った時には、口調が関西弁になって
ました(笑)

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