ラピュタ阿佐ヶ谷。昭和アイドル映画の時代。
Movie Walker
https://movie.walkerplus.com/mv18089/
Movie Walker のあらすじは、大筋はあってますが、例によって(^_^;
誤りがあるので、あいかわらずの拙文・長文ですが、過去日記をご覧くだ
さい。(具体的には、30万を紛失するのが、トシ坊ではなく、『トシ坊
が紛失してしまったお店の従業員の給料を探している間に、マー坊が車上
荒らしにあって、お店の売上金を盗まれてしまう』という展開です)
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1202880391&owner_id=6645522
何と言っても、フォーリーブス最初で最後の主演映画。しかも、某事務所
の都合でソフト化されていない…
私はこの映画、幸いにも4回目の鑑賞ですが、アイドル映画としてだけ
でなく、青春映画としてもとても優れた映画だと、見るたびに思います。
1974年というと、フォーリーブスの4人は、25歳前後。アイドルと
しては曲がり角に入った時期でしたが、それだけに失われゆく青春の
輝きをそれぞれが一身に宿したような眩しさです。
題名曲「急げ若者」の歌詞そのもののような内容も、アイドル映画の
常として、多少はご都合主義なところもあるのですが、青春のはかなさ
と美しさが結晶しています。
クライマックスは、当然、コーちゃんの非業の死と、残りの3人と、
郷ひろみによる最初で最後のコンサートになるのですが、私は、
この映画のラストが大好きです。小さなヨットにコーちゃんの遺灰と
それぞれの髪を一房乗せて、船出させた3人。そこに歓声が響いてきます。
自分たちではない新しいフォーリーブス(実際は同じ4人ですが)が
野外コンサートを開いているのです。そこで名曲「さよならの誓い」
が流れ、3人は帰らぬ青春と束の間の歌手生活に別れを告げて、それぞれ
の新たな道へ踏み出していく…(著作権法に引っかかるかもしれないので
残念ですが歌詞は掲載しません)
いつの間にか、ター坊が亡くなった年齢を追い越そうとしています。
スクリーンの中の若々しいター坊やコーちゃんはいつまでも私たちの青春
そのものでもあります。いつでも会いに行けるよう、ソフト化を切に
願います。
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