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2020年10月28日14:10

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黒澤明 七人の侍 (1954) (国立映画アーカイブ)

 生誕100年、映画俳優 三船敏郎。7本目。
 Movie Walker https://movie.walkerplus.com/mv23786/

 「七人の侍」は、4Kデジタルリマスターも含めてすでに5(?)回目
ですが、何度見ても新たな発見がある。
 過去の日記はこちら(我ながら読み返すと赤面するが(^_^;。最初の頃
の感想は浅いし、同じことばかりになってくるんで)
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1350434927&owner_id=6645522
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1354663834&owner_id=6645522
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1699234819&owner_id=6645522
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1942732687&owner_id=6645522
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1956523401&owner_id=6645522

 今回は35mmフィルム上映。デジタルリマスターに比べて、やや
画面が暗いかな。でもその分、手作り感というか、懐かしい感じがして、
どちらも良いと思います。それに映画がこれだけの名作ですから。

 鑑賞後、つぶやいたのですが、今回の発見は「黒澤映画の風」かなあ。
都の風、山の風、麦の穂波を渡る風。そしてクライマックスにくる、
氷雨の中での野武士と百姓、侍たちの死闘で雨交じりに吹く風。
 「酔いどれ天使」の下水の上を吹き渡る風も良かったですが、風
の吹かせ方一つにしても、それぞれ違いがあって、映画の必要不可欠の
要素になっているところがすごいです。

 『七人の侍』のバランスも「絶妙」としか言いようがないですね。
 智謀の志村喬、忠実の加東大介、破天荒の三船、克己の宮口、
明朗の千秋、穏健の稲葉、若さの木村。
 それに愛する土屋嘉男、百姓の代表が、苦衷の利吉。

 百姓たちの心情も立場も様々で、決して「虐げられる被害者」として
ばかりでなく、「悪ずれ」した「落ち武者狩り」も平気でやれる一団
として描かれているところがすごいです。

 ラストシーンの、侍たちの墓を吹き渡る風。生き残ってしまった、
島田や勝四郎たちにはこれから何が待ち受けるのか。とても遼遠たる思いが
します。

 
 
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