いや〜、荒川稔久の脚本家としてのすごさを見たわΣ(・□・;)
令和初に劇場公開もされた、戦隊お馴染みのVSシリーズ。
とはいえ、私はもともと、世界観の違うシリーズを連続させてしまうことは
はるか昔、ウルトラシリーズの頃から好きではなく、折にふれてそのことは
語ってきた。だから、ゴーカイジャーははっきり好きではないし、スーパー
戦隊の特番も、VSシリーズも、ゲスト出演も苦手な部類に入る。
ましてや、一方は、戦隊シリーズの中でも、設定こそ斬新だが、世界観は、
「国際警察」という現実感のある組織が存在していて、リアリティを大事に
しているルパパトと、完全に別宇宙のスペースオペラであるキュウレンと、
一体どうやって組み合わせるのか、期待というより怖いもの見たさで鑑賞。
そこで、冒頭に戻る…
ルパパトとキュウレン。全く接点が見つからない世界を、「正義」
という一本軸でまとめた。
キュウレンジャーたちが、アルカゲを追って、別宇宙まで来たのは、
自分達が、「正義のない宇宙」の悲惨を知っていたからであり、国際
警察に身柄を拘束されたラッキーが脱出しなかったのは、「この星の正義
を乱したくなかったから」物語の結末にはハミィが「お巡りさんの
いる星ではお巡りさんが救世主だ」と可愛く結ぶ。
いや、恐れ入りました。サプライズの操くんはここでも操くんだった
けど、黒髪は新鮮だったな。荒川稔久、おそるべし!
でも、やっぱりVSシリーズは苦手だ(笑)
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