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2020年04月05日06:05

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入院日記 1日目

先日から、左の小指の小指の怪我による手術により、とある病院に一週間ほど入院する(はじめの説明では)運びとなりました。リハビリ位しかやることが無いため日記を更新していきたいと思います。
 1日目
手術当日、そして今日から入院開始。5時半に目が覚める。手術当日は朝食は取らず、6時以降は水分も取ることが出しない(9時から手術開始、3時間前以降は水分摂取も不可との事)ひとまずズームインサタデーを見ながらティファールのポットでお湯を沸かしてお茶を飲む。
 さて、これから自分の家は一週間完全に留守になる。色々生もの等を確認する。炊飯器の中は空にした。牛乳は飲みきった。卵、納豆は賞味期限は一週間後の4月11日、予定通り退院出来ればぎりぎり保つ。外にあるバナナとネギは多分保たないだろうと思いつつも野菜室に放り込み一応の抵抗を試みる。そして食器を全部洗いシャワーを浴びつつ洗濯物置き場をからにする。それを取り込む予定は一週間後の予定、それまでは干しっぱなし。仕方ない。
 荷物を確認する。各種書類と下着の替え歯磨きひげ剃り等洗面道具、シャンプーと石鹸、ニンテンドーSwitchと充電器、携帯と充電器。後一応筆記用具と印鑑。イヤホンは百均で買った物があったがこれから暫くお世話になる為後でそれなりにいいやつを買おうと心に決める。
 イヤホンを購入し病院に着く。10万円を払い入院手続きを済ませこれから暫くお世話になる部屋に荷物を預ける。手術する時の衣服に着替え、右の掌に点滴刺され、車椅子に乗せられる、横には点滴のパッケージがぶら下がった車輪付きの台(あれなんて言うんだろう)を従えながら押されていくと、いよいよ手術本番、ドラマ等でよく見る赤く点滅する「手術室」の文字が。そしてその対象は自分自身。左腕に麻酔うたれて左小指斬られて骨接ぎ合わせるらしい。···怖い。切に自分の意識がとんでいる時に全ての事を済ませてくれと切に願う。しかし手術をしなければ左小指の骨は複雑に砕かれている為これ以上回復はしないとの事。動くようにはならない為この手術は結局避けては通れない。さあ、覚悟を決めろと自分に言い聞かせる。通路の時計は9時半過ぎ。
手術室に入り、言われるがままに手術台の上に横たわる。なすがまま、まな板の鯉。さあ、バッサリやってくださいと腹をくくるが手術はなかなかはじまらない、手術の件数が多かった為と後で聞かされる。暫く近くの看護婦さんがたと雑談しながらしばしの時が流れる。驚く事に手術中に寝てしまう人もいるとの話も聞かされる。ホントかよ?正直そう思った。
 どれ位の時間が経ったか、やがて執刀医の先生が現れる。運命の時間が訪れたようだ。手術中は痛くも苦しくもないという話を、かなり疑わしいがそれが事実だとすがるしか無い。
針先の長い巨大な注射器か目の前に現れる。採血様の注射器の数倍はあるだろう。その針が左腕の付け根、左小指にぶっ刺され、暫く待つ。やがて左腕の感覚が無くなる。 
左腕の血流を止める為に、強い何かで(それ何かは見えなかったので未だに解ってない)縛って圧迫し手術は開始する。
手術は、確かに痛くはなかった。しかし左腕が縛られ圧迫され血流が止まっている為単純に凄く苦しい。それが未来永劫とも言える時間続くのだ。残念ながらマットではないが手術台を叩けばギブアップして試合終了等というルールは存在しない。ひたすら耐えるしかなかった。
 やがて手術が終わる。部屋を出て時計を見ると既に2時前。結構な時間戦っていたわけだ。もうこんな思いはしたくないと強く思う。
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