13日 高山のnoteから
高山の師匠
トンネル業界は抗夫たちの入れ替わりが多いところだという
抗夫のほとんどはフリー いい条件の現場を見つけて移っていく 自分の腕が頼りだ 出来るかできないか 腕がいいかどうかが求められる いい抗夫の情報を現場の責任者はどのくらい持っているかが問われる いい抗夫をあつめていい仕事をするのが管理者の腕の見せ所 いい抗夫の上保だけでなく悪い抗夫 仕事あ出来な抗夫の情報も集めている 現場の責任者同士は 下請け会社が違えども情報を交換している その情報は早く伝わる 高山のところに かつて高山がその下で働き仕事を仕込まれ覚えてきた師匠にあたる人 70近くなったらこの世界では高齢者年寄り扱いそれだけ現場の仕事はきつい まして掘削の先端での仕事はなおさらきついので 年を取ったら外回りの仕事に就く 機械担当とか火薬管理とか 高山を頼ってきたその高齢の抗夫は 若い時には業界トップクラスの抗夫だったとい 外国での経験も豊富 ただ若い時に他人の奥さん出来て逃げたという経歴があって 今でもそのことをとやかく言われ信用を無くしている面もある 高山もかつての縁だからといってすぐ雇わけにはいかない 昔と今では立場が違う とにかくあって面接してからということになった 仕事の内容としては機械工か火薬管理 今日電話で高山は彼と現場であったことを話してくれた 昔抗夫としてならしたことがあるだけに 現場を見ればいろいろわかるという 当然彼の耳にも高山の事やその現場の情報がちゃんと入っている 今の状況を知って高山を頼ってきたわけだ 今高山の現場の主要なメンバー抗夫はその昔彼のもとで働いたものが多い 実は耳に障害があるYをいち早く現場に入れたのもその人だったという 高山もそのやり方を引き継いでいると言える つまり能力主義 障害は障害ではない 問題は腕がいいかどうか そのY都もあったという其やり方を見てYのやり方は高山のやり方が基本で それをY流にへんかしたものだとちゃんと分析 それをだれもがやれるものではなく Y特有独自の勘なんだろうという 女子社員についても二本線を巻いている理由も納得したという 一流は一流を分かるということか 愚痴的なことは聴いていないがその人は高山のところで働くことになりそう 湧水事故の教訓の一つは経験ある抗夫が控えて居るということ その戦力に十分なれる人だ彼のことはそういえば高山はエッセイに書いていた 私が興味を覚えた一人だ それから女性陣が」いよいよボランティアに出発するという 予定は一週間 またその話が聴けるだろう 楽しみだ 高山は帰りに東京によって式なとこで遊んできたらいいと言ったらしいが そんなことはしないときっぱり断ったようだ 高山としたら親切心で言ったようだが
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