mixiユーザー(id:66326466)

2020年05月11日06:12

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本質を忘れてますね

私はフジタ氏をリスペクトしてますし、飽くまでも"ちょっとコアに一般向け"と言うカテゴリーで選んだタイトルだって事も重々承知の上です

…しかし、既に従来のコンシューマー機器としては例を見ない販売実績を記録した任天堂ファミリーコンピュータ(以降"FC")を持ってしても、1978年日本列島を駆け抜けた『スペースインベーダー』のブームの裏側の犯罪行為助長の負のイメージ(※1)の払拭は免れず、当時はまだまだ息を荒くしてた"教育ママ"達の色メガネは覆せなかった訳ですね

…しかし此処でビキニ級の爆弾が投下されました

1986年初夏の『ドラゴンクエスト』発売です

当時は未だ極々々々一部の愛好家しか存在しなかった
「コンピューターを介するロールプレイングゲーム」
則ち現在で言う"ロープレ"の元祖(※2)と呼べる実にエポックメイキングなゲームの登場でした

これは既にFCでも『ポートピア連続殺人事件』と言う大ヒット作を生み出して"ゲームクリエイター"(※3)なる新たなカタカタ職業のパイオニアとなった堀井雄二氏の主導で製作され話題を呼びましたが、それは飽くまでも"ゲーム村"と言う限られたエリア内での話

このゲームが凄いのは、それまでコンピューターゲームに縁が無いどころか
「不良が遊ぶもの」と言う偏見極まりない固定観念を有した層でさえもトリコにしてしまった点
その真髄は、当時日本一の人気を誇り「定期連載漫画家としては」名実ともにトップランナーだった鳥山明氏が、初めてオリジナルのキャラクターデザイン(※4)でゲームのグラフィックを担った。…と言う衝撃的な内容が話題を呼んで、クチコミに継ぐクチコミの連鎖で発売前から既に予約で一杯になった…と言うFCでは、否、コンピューターゲームでは初めての事態をも引き起こしました

そして製作を手掛けたのが、過去に"天才学生"としてパソコンゲームの大ヒットゲームを生み出し、そのままゲーム製作を生業とした中村光一氏率いるチュンソフトと言う
スポーツに例えるならV9時代の読売ジャイアンツ(当時)もかくや、の強力な布陣で、これで売れなかったらゲーム界に未来はないだろう?的な非常に稀に見る存在でした

その後の展開はmixi会員様なら知らない人は………0.0001%未満かな?って感じのポストを確立しました

その原動力と言えるであろうグラフィックの訴求力を無視して「FCにおけるグラフィック云々」を語るのは些か手落ちでは無いかと思い、拙文ながらも捻らせて頂きました


因みに私的にFCで最も美麗だと感じたグラフィックは

ファミリーコンピュータディスクシステムの販売において有名パソコンゲーム会社が協力態勢をしいて起ち上げたブランド"D.O.G"(ディスクオンライングループ)のソフトだった『カリーンの剣』のデモ画面で表示される一枚絵風のグラフィックスで、これを友人の家で見た私と友人(※5)は異口同音に「カッケぇ〜!!」と叫びましたね、ハイ




ファミコン芸人フジタが選ぶ「容量の限界に挑む グラフィックが美麗なファミカセ」
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=54&from=diary&id=6076488
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