自分が車に興味を持った時、車は日産だった。
低性能を見てくれのスタイルと豪華な内装でごまかす盗用多に対し、日産はレースで勝つ事でその技術の高さを見せつけた。
TSレースのサニーは時代遅れのOHVエンジンながら恐ろしい強さを見せつけ、盗用多はスターレットに特製のDOHCエンジンを用意するほどだった。
しかしそれをして、サニーに並びかけるのが精いっぱいだった。
ハコスカ伝説については説明不要。
レギュレーションでは格上。しかも「夢のエンジン」と言われたREを載せたサバンナ・カペラと互角に戦った。
ダートにおいてもブルーバード、フェアレディ―Zがサファリやモンテカルロのラリーを制した。
シルエットフォーミュラもスカイラインR30やシルビアに混じり、ブルーバード910が疾駆する。
当時、自分は赤黒のブルーバード910ターボだったから、エキゾーストから炎を吐く910に感激した。
みんな「闘う日産」に憧れて車を買った。
そりゃ市販車とレースカーは別物だが、みんなレースで勝ってる車を欲しがった。
「俺の車はレースに勝ってる」がステイタスだった。
日産車に乗っている事は誇りだった。
■日産新体制に期待=西村官房副長官
(時事通信社 - 10月09日 12:02)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=5819370
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