かつて植民地支配のあった日本と韓国の賠償問題は1960年の日韓基本条約で、両国が請求権を放棄することで合意した。
それから約60年後、当時日本に徴用されていた朝鮮人が、徴用先の日本企業を訴えた。
韓国の裁判所は原告の訴えを支持、日本企業に賠償を求めた判決を出した。
これに対し日本政府(安倍晋三政権)が火病った、「日韓基本条約違反ニダ!」
これに対し、韓国政府は日本からの抗議を無視した。
日本政府は報復として、韓国の産業に影響を与える品物を輸出制限することを発表した。
外相・河野太郎は韓国を徹底批判、「日本のダニ」ネトウヨはこれを絶賛したが・・・
はたしてそれは正しいのか?
まず、日本も韓国も「三権分立」の制度を取っている。
司法・立法・行政が独立した機関として機能し、他の機関に干渉されない平等を謳っている。
日韓基本条約は、日韓政府間の取り決めであって、企業と個人の取り決めではない。
従って、徴用工が給料不払いや虐待などの賠償を企業に求めるのは自由なのだ。
この事件は韓国政府が日本政府に賠償を求めたのではないから条約違反ではない。
さらに、裁判所の判決に韓国政府がだんまりなのは、三権分立を守っているからだ。
しかし日本政府は、判決を出した裁判所ではなく韓国政府に抗議した。
これは筋違いも甚だしい。
まるで「自分の子供がいじめられているから(いじめた当人ではなく)違う子供を絞殺した」ような物だ。
さらに輸出規制に至っては「嫌な奴がいるけど議論しても勝てないから、そいつの小学生の娘を犯して絞殺しよう」と言ってるような物だ。
韓国は、三権分立がしっかり守られてる民度の高い国だ。
しかし日本は三権分立とは名ばかり。行政府(内閣)の長である首相が平気で「私は立法府(国会)の長だ」と胸を張って言うほど腐りきった国なのだ。
もちろん司法の長も兼ね、自分の知り合いが強姦事件を犯しても圧力をかけてもみ消す。
日本人として恥ずかしい。
一刻も早く、腐敗しきった現政権を打倒。毅然とした政治機構を構築したい。
裁判所の判決に対し、■日韓対立の長期化不可避=徴用工解決の道筋見えず
(時事通信社 - 07月20日 08:02)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=5713833
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