憲法では、天皇は「国政に関する権能を有しない」となっている。
戦前でも、出席はするものの、議会での天皇の発言は禁じられていた。せいぜいご感想を述べるくらいだった。
開戦の決定がされた時も、昭和大帝が明治大帝の御製「よもの海みなはらからと思ふ世になど波風のたちさわぐらむ(周りの国はみな友達だと思っているのに、何故戦争をしなければならないのか)」を吟じ、暗に遺憾の意を示したという。
もちろん、昭和大帝の「戦争反対」の意は無視された。
日本共産党の「天皇の命令で戦争が始まった」は、悪質なプロパガンダである。
戦前も今も、陛下のお言葉は国政に関する権能を有しない。
ただご感想を述べてはいけないとは言っていない。
ならばドンドンご感想を述べて頂いたらどうだろか?
政府が発言に従わなければいいだけである。それなら憲法違反にはならない。
しかし、政治に反映されなくとも、世論の形成にはなると思う。
■秋篠宮さまの大嘗祭発言、戸惑う政府=憲法論争の再燃危惧
(時事通信社 - 12月01日 09:01)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=5399846
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