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2016年09月24日15:25

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2016.9.24 JCIA講演会レジュメ

2016.9.24 JCIA講演会レジュメ
■■JCIA講座レジュメ。(9・24)
「誇りの持てる日本史」明治・大正期。地政学的観点から見る戦争論。
一応まとめておきました。
●伊藤博文1 内閣制度(1885)
●黒田清隆  大日本帝国憲法(1889)
       統帥権・緊急勅令。皇室典範。
●山県有朋1 第1回帝国議会(1890)
●松方正義1 大津事件(1891)露皇太子。
●伊藤博文2 条約改正(1894)
   <日清戦争>(1894)▼第一次産業革命
       下関条約(1895)陸奥宗光
       三国干渉→国家主義隆盛(反露)
●松方正義2 台湾総督府官制公布
●伊藤博文3 福建省不割譲条約(台湾対岸)
●大隈重信1 最初の政党内閣。
●山県有朋2 文官任用令改正(高等文官試験)
      治安警察法(1900)
      義和団の乱→北清事変(露→満州)
●伊藤博文4 立憲政友会
●桂太郎1  日英同盟(1902)
       八甲田山事件→正露丸
   <日露戦争>(1904)▼第二次産業革命
       203高地 乃木希典 児玉源太郎
       奉天会戦
       情報戦  明石元二郎 レーニン
       日本海海戦 東郷平八郎 秋山真之
       ポーツマス条約 小村寿太郎 セオドア
●西園寺公望1
●桂太郎2    戊申詔書 藤村操
        伊藤博文暗殺。
        韓国併合(1910)朝鮮総督府
        工場法[1911)
●西園寺公望2 明治天皇崩御(1912)
        乃木希典殉死。漱石。鴎外。
●桂太郎3   第1次護憲運動(大正政変)
●山本権兵衛1 桜島爆発(大隅半島と陸続き)
        シーメンス事件
●大隈重信2  
   <第一次世界大戦>(1914)▼大戦景気
        ドイツ南洋諸島占領
●寺内正毅   金輸出禁止
        ロシア革命(1917)
        シベリア出兵→米騒動
●原敬     大学令(私大認可)
        ヴェルサイユ条約
        日本→人種差別禁止案!
        
★<地政学の戦争論>講演会の基本レジュメ。
タイトルは明治時代ですが事前知識を。9.24東京芸術劇場(池袋)1900。
講演会のレジュメです。箇条書きにしておきました。
一応、法学部政治学科ですのでご安心を。
●地政学とは地理的条件から見る政治学における仮説です。
●ドイツではゲオポリティークと呼ばれます。
<主な説>
●マハン(米)1840-1914「海上権力史論」[1890)。
リムランド理論のもとですね。日本では秋山實之。
1、海を制する者は世界を制する。
2、大海軍国と大陸軍国を兼ねることは不可能。
よって、
3、大海軍建設→海外基地獲得→パナマ運河(1914)
→ハワイ王国併合→太平洋の覇権。
(竹内注、日本はこれと戦いました)。
●マッキンダー(英)1861−1967→独・ソ参謀本部主流。
1、世界の歴史は「シーパワー」対「ランドパワー」闘争。
2、これからはランドパワーである。
3、東欧を制する者は世界を制する。
4、ボヘミアを制する者は東欧を制する(ビスマルク)。
5、ボヘミア(チェコ)併合(ヒトラー)。
●スパイクマン(米)
1、リムランドを制する者はユーラシアを制する。
2、ユーラシアを制する者は世界を制する。
3、リムランドの両端は日本と英国(日英同盟)
4、米ソにとって脅威→阻止するべき。
(竹内注、5カ国条約で阻止されました)(
●ラッツェル(独)1844−1904「政治地理学」
1、国家には成長に応じた生存権が必要である。
2、成長する国家は国境を拡大する。
3、領土拡大政策「帝国主義」は伝染する。
4、地球には一つの国家しか存在できない。
 (竹内注、もうなにもいいません・・・)
●チェレーン(ス)1864−1922「政治学」(1916)。
「ゲオポリティーク」(地政学)の初見。
1、将来、大陸帝国(独)が海洋を制して、
  海洋帝国(英)を制するだろう。
2、独は欧州、アフリカ、西アジアを制する。
3、国家は自給自足の必要があり、
  資源を自分の支配下に置く権利がある。
 (竹内注、なんか今の中国ですね)
●ハウスホーファー(独)1869-1946
1、将来、世界は4つの地域に統合される。
  (竹内注、世界地図を縦に切った感じです)
 A、汎アメリカ(中心・アメリカ)
 B、汎ロシア (中心・ソ連)
 C、汎アジア (中心・日本)
 D、汎ユーロ・アフリカ(中心・ドイツ)
2、将来、ドイツに統合される。
 (竹内注、大予言ですね!)
●ワイガート(米)「政治地理学」(1957)
1、米ソ戦争があるなら作戦は北極圏内。
2、戦略兵器の発達により北極は狭い地中海。
3、米軍、アイスランド駐留。
●石原莞爾(日)「最終戦争論」
1、世界の平和はいつ来るのか。
2、それは軍隊が世界中から無くなった時だ。
3、軍隊はいつ無くなるのか。
4、それは世界が一つになった時だ。
5、そうすれば軍隊が無くなる。
6、軍隊がある限り戦争はある。そのための組織だ。
7、最後に世界が一つになる戦争がある。
8、世界最終戦争だ。
9、生き残るためには満州が必要だ!→満州事変。
(石原は満州までで10か年計画で経済体制、
 米英戦争は20年先でないと勝てないと考えていました)。
個人的には僕はリムランド理論です。
朝鮮や中国、ロシアは領土問題から見ても、
無理でしょう。日本からは海洋で、
台湾→東南アジア→インド→中近東→EU→米国の
流れの方が良いと思います。米国は直接行けますが。
地政学的には割れるところですよね。

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