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2020年01月09日23:00

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河合楽器 竜洋工場 の見学に行ってきた

河合楽器 竜洋工場
住所 静岡県 磐田市
最寄駅 JR東海 豊田町駅
アクセス 豊田町駅からタクシーで15分

フォト

1月とゆうのに最高気温は18℃
時間があるから歩こうかとも思ったけど、どしゃぶりの雨だからタクシーを使った

田舎の道を随分と走ってゆく
なんて辺鄙な場所なんだ、遠いとも思った

西門の受付に声をかけたら
案内係のSさんがどしゃぶりの中、傘をさして走ってこられた
中に入るとロッカーがある、荷物を入れる
工場のラインの中に入るときは、ロッカー内にカメラと携帯も預ける、

私の中では
河合楽器 竜洋工場は衝撃でしかなかった!
熟練工、技術者の数も(どうしても、掛川のYAMAHAと比較してしまう)竜洋工場は多い

河合は機械をあまり使わない、人の手、人力

YAMAHAのような流れ作業のラインもない、

弦を張る行程は、手作業なのに手際もよく鮮やかでしかも早い!!見事な神業に思えた

シゲルカワイの最終工程の部屋もあるけど、そこは工場のラインでもなく
部屋の中に何台もシゲルカワイが
熟練の技術者が7人くらいいて調整している

ボストンピアノも多い感じもした

河合楽器のグランドピアノの部品数が1000だとしたら
YAMAHAは850

河合楽器は、YAMAHAとは違って、ピアノだけを創る会社

河合はあらゆる工程で人の手が使われる、
YAMAHAの工場の数倍

シゲルカワイは、何故に!他社のグランドピアノよりも安価で、音も素晴らしいのだろう?
竜洋工場を見学すると、その答えは見つかります

世界中どこを探しても、河合楽器のピアノの工場は、世界に竜洋工場1つのみ、

どうして竜洋だけで、他にないのかは
「技術者を一箇所に集約することで、何かがあったときに原因を突き詰め易い」
一つ屋根の下に技術者の全てがいたら、情報の共有であったり、ピアノの特性、ピアノの全てを、技術者同士の中でも吸収しやすいんだと思う

竜洋工場は、アクセスが難しく
なかなか、行ける場所ではない
きっかけは河合楽器の札幌の店の人の一声
河合楽器の工場は凄いから見た方がいいよと

(なに?カワイ?YAMAHA一筋で生きてカワイ?まさか、でも、シゲルカワイとゆうピアノは凄いものだからどんなものだと、気になってしょうがなかったのも事実)

竜洋工場の係員 Sさんの、案内、説明もとてもわかりやすく、親切なもので、
カワイの深さと良さを思い知らされる。

完成品の部屋で、音楽室のような大きな部屋で試し弾きもできる
愛の夢 だったり、 月の光を弾いてみたり


カワイはオルガンを作っていた時代もあり、まさかのチェンバロを作っていた時代もあり
フォト

チェンバロの指の感触、音は、エレクトーンでもピアノでもなく異文化でしかない

YOSIKIのクリスタルピアノがあったり
シゲルカワイもあったり

見学も終盤「お時間ありますか?」
正午のJRの時間まで、まだ若干余裕が
その後に通されたのが世界に2台しかない
コンサートグランドピアノ GS-100
フォト

「ちょっと、待ってて」慌てて、ロッカーまで走り持参したピアノ楽譜を持ってきた

案内係のSさんに「この曲知ってる?ドビュッシーの水の反映、まだ完璧ではないけど 」
(知らない、わからないです)
https://m.youtube.com/watch?v=ZloQeWyDWWg
弾いてる自分がゆうのも変だけど
GS-100で弾く水の反映、とてつもなく素晴らしい
つっかかりながらもついつい、結局最後まで
GS-100だから良く聞こえたとゆうこともある、

「なんとゆうことでしょう、GS-100、弾かせて頂き、ありがとうございました」と、

どしゃぶりの雨も上がり陽が射して、暖かい風邪が吹く

帰りのタクシーが入り口の前で待っていた

世の中にこうゆう世界があるものなの?
と、思ったのが竜洋工場、

竜洋工場の見学は、感謝しかないですね
計り知れない感動がありました、

帰りのタクシーの中
やっぱり、河合楽器さんのピアノ工場は
とんでもない不便なとこにある、
でも、竜洋は凄いんだよ!!と運転手さんと会話していた

竜洋工場の予約は
住所、指名、年齢、見学理由
(同業者は見学不可)メールのやりとりが2往復、
勤務先も一応申告、
2往復めで、OKが出た

飲酒がある場合も見学不可、
敷居が高い、あとセキュリティが厳しい

河合楽器 竜洋工場、
なかなか、行けない場所だよねえ
ピアノが好きな人ならば
一生に一度は行くべき場所だと思う
そんなに凄い?、物凄かった、
感動の余韻にしばらく浸っていた

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