■民放AMラジオ44局がFM化=28年秋めどに
(時事通信社 - 06月15日 18:00)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=6555894
地方では、日曜の夜は1時でAMもFMも民放ラジオが放送終了してしまう。
NHKは終日流れているが、陰気臭い雰囲気で子どもの頃はあまり好きではなかった。
だからその時間は東京のAM周波数に合わせて、ノイズまみれの放送を無理矢理聞いていた。
インターネットがあまり普及していない時代、メディアへのアクセスは容易ではなく、日曜の夜は今以上に暗かった。
そんな時間に遥か遠くから聞こえてくる、石川では放送していない文化放送の声優番組などがとても文化的に感じられた。雑音の中に地獄と天国をつなぐ蜘蛛の糸のような一筋の光を見出していた。
時は流れネットが普及し、今では自分も含めそんなことをする人もあまりいないだろうし、技術的にもAMの役目は終わっているのかもしれない。
それでもいざなくなるとなると、あの時感じた、日曜の夜の闇と静寂と絶望に包まれた文化的後進地域を微かに照らす希望の光もなくなってしまうようで、一抹の侘しさを感じる。
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