弁護士ドットコムがやってきて、若手弁護士向けに、何かしゃべってくれという。裁判所の地下で私の本を見つけ、こいつは面白そうだと思ったという。たとえばどんなことを?えっと、例えば先生、ぶっちゃけ売上立ちました?食べていけました?と聞く。食べてい
ひょんなことから、楽器を再開した。私が子どものころ、道南にバイオリンの先生は二人しかいなかった。一人が優しい先生でもう一人が厳しい先生で、激厳しかったウチの親御さんは、当然、厳しい方の先生に私を習わせた。少しでも練習を怠っていくと、曲の途中
もう昔のことだが道北で担当したある事件で、期日がなかなか入らず(地方では裁判所の改定日が少ない)、三か月くらい先になりそうになった時に裁判官が「こんな事件にそんなに時間をかけられないので」と発言したのである。アレは心底驚いた。確かに代理人弁
精神を病んだ過去を書いて以来、親御さんから、実は娘が、息子が、…という個別メッセージを結構頂いた。私は、自分が精神病の当事者だった。親であったわけではないので、親として精神病に苦しむ子にどう接すべきか、みたいなことは全く判らない。ただ一つ思
私は若いころ精神を病み長いこと精神科に通った。回復の過程で私は、精神病からの回復とは人格の成長なのだと学んだ。精神病からの回復とは、病気前に戻ることでは全くないので、言葉の意味は、その他の病気とは少し異なってくると思う。そしていったん病気に
妻の様子がおかしいと探偵をつけてみたら男が二人いた、って話はたまにある。ところがこの旦那さん、二人の男に慰謝料請求はするが、妻とは離婚しない、という。妻は泳がせておけば、いつかまた浮気する。また慰謝料を請求すればいい、という。天然の、美人局
セクハラよきいっ!きいっ!と喚く女性には、喚けばわかる、という、ある意味頭のなかお花畑的な、オヤジ族への幻想がある。話したって喚いたって、わからないものはわからない。オヤジ族には、判らないのだ。そこに、深い絶望がある。ならばもう、我々が逆襲