mixiユーザー(id:66133414)

2020年07月06日14:36

67 view

経験上おもうカネと涙とおとことおんな。

これは当職の経験上だが、夫、愛人1、愛人2、と股にかける妻は、確かにきれいだったりお年を召していても色っぽかったりして、示談の時にお目にかかって、ああ、納得、ってことが多いのだが、本妻、愛人1、愛人2、と股に掛けた男が、いよいよ示談書にサインするってんで事務所に来てもらうというとき、どんなイケメンが現れるかと、弁護士スタッフ一同興味津々で待っていると、意外と平凡なおっさんであって、心の中で全員「え?」と思ってしまったり(失礼、)するのである。ぶっちゃけこういうケースで、イケメンが事務所に現れたことは、ない。残念ながら。

何を言いたいかというと、女はやはり容姿が大事で、一方、オトコは顔ではない。逆を言うと、オトコはやはりオンナの外観しか見ていないのだが、オンナは割とオトコの、外観以外のところに惚れたりハマったりするのである。それ以外のところってのは、第一にトーク(つまり優しそうな言葉。オンナは大変しばしば、トーク内容=性格=優しさ、と勘違いする)、第二にカネである。惚れる契機がトークであれカネであれ顔であれ、惚れていることには間違いないし、それは悪いことでは全くない。性格なんていくらでも捏造豹変可能なものに惚れるより、よほど確かな契機である。逆にオトコは惚れる時には顔と身体しかみていないから、結婚してからこんなはずじゃなかった、って目に遭うのである。

だいたい、オンナがオトコの性格に惚れた、とか言い出したら、だいたいダメンズウォーカーがダメ男に惚れたなと覚悟したほうがいい。それはそれで、愛のように見える、別の、何かである。そちらの方が、カネよりよほどめんどくさい、というか、多くの場合カネがない分、弁護士としてもほとほとつらい。だから、カネは大事である。それは結婚するためにも、また離婚するためにも、間違いなく、大切なものである。


1 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する